◆「ボーイフレンド」シーズン2
日本初となる男性同士の恋愛リアリティショーとして2024年に配信開始した「ボーイフレンド」。シーズン2では冬の北海道にある“Green Room”に10人のBoysが集まり、コーヒートラックを運営しながら約2ヶ月間の共同生活を行った。
大学院生のフーウェイは旧知の仲である大学生・ボミ(23)とGreen Roomで再会し、彼からのひたむきなアプローチに次第に心を開いていく。母親へカミングアウトするも受け入れられなかったことを明かし、ボミも一緒に涙を流すなど、“楽しい”だけではない数々の感情を共有した2人。最後はボミからの「僕の初恋人になってくれますか?」という告白に応え、晴れてカップルとなった。
◆フーウェイ「勢いで参加を決めました」参加決意前の出来事
― シーズン1が大きな話題となった本作。まずは改めてこのシーズン2に参加することを決めたきっかけ・理由を教えてください。
フーウェイ:実のところ、僕自身はこれまで恋愛リアリティショーをきちんと観たことがなく、過去の自分であれば、本作に参加することはなかったと思います。ただ当時、付き合っていた人と別れた直後というタイミングが重なり、ある意味勢いで参加を決めました。もちろん参加するからには、これから一緒にいられる人と出会いたいという気持ちはありました。
また、「ボーイフレンド」という番組が社会に与える影響力の大きさについても認識していました。だからこそ、自分自身がこれまで生きてきた経験をシェアすることで、それを見た誰かが「こういう生き方でも生きていける」「生きられる社会がある」ということを知ってもらえたらいいなというモチベーションもありました。
― 世界中に配信され、海外のファンもたくさん観ています。配信前は自分のプライベートな部分を見せる怖さもあったかと思いますが、実際の反響を受けて現在のお気持ちはいかがですか?
フーウェイ:Green Roomに入った当初は、自分を少しでもきれいに見せようと意識していた部分もありました。ただ、やはり慣れないことを無理にしたくはなく、次第に普段の自分をそのまま他のBoysに知ってもらいたいと思うようになりました。後から画面越しに生活の様子を見返してみると、パスタの味見をするなど、無意識のうちにいろいろなことをしていたのだと気付き、少し恥ずかしくも感じました。けれども、それを見て「かわいい」と言ってもらえることが多く、世の中にはこんなにも優しい人がたくさんいるのだと感じて少し嬉しくなりました。
◆ボミへ両親へのカミングアウトを明かしたときの想い
― 共同生活を振り返って、最も記憶に残っている思い出は?
フーウェイ:いろいろ初めての経験をしたので、どれか一つに絞るのは難しいのですが、例えばスノーボードも、本格的なコーヒーを淹れたことも、あれほど寒い場所に行ったことも、すべてが初めての体験でした。そして、そうした初めての経験はいつも他のBoysの誰かと共有した思い出でもあります。だからこそ、その一つひとつすべてがとても愛おしいと感じています。
― 共同生活中にBoysから言われて印象的だった言葉は?
フーウェイ:ヒロヤに「実は最初、フーウェイは苦手なタイプだと思っていたけれど、一緒に生活する中で変わった」と言ってもらえたことがとても印象に残っています。自分自身、もし立場がヒロヤだったら、きっと同じように感じていただろうと思ったので強く共感しましたし、表面的な印象だけでなく、内面を見てもらえたように感じて嬉しかったです。
― ご家族へカミングアウトした話をボミさんに伝え、お二人とも涙されている姿が印象的でした。あのとき隣で一緒に涙を流し、ハグをしてくれたボミさんを見てどう思われましたか?
フーウェイ:いろいろなことがありすぎて、自分の世界や経験は、誰とも完全には共有できないと思っていたからこそ、自分の気持ちを置き去りにして生きてきました。
◆フーウェイ、柔道の東南アジア競技大会で2位に
― 「ボーイフレンド」への参加を通して自分自身が成長したと感じること、学んだことを教えてください。
フーウェイ:人生の中で、恋愛だけをしていていい2ヶ月間。そんな恋愛合宿のような日々を過ごす中で感じたのは、これまで自分の気持ちを置き去りにしてきたということでした。だからこそ、感情的な人と向き合うことや、恋愛そのものに苦手意識を持つことも少なくなかったのだと思います。けれど、誰かと真剣に向き合う中で、はじめて自分自身の気持ちにも向き合うことができました。
― 撮影期間が終わってこれまでの生活に戻ったとき、どのように感じられましたか?また自分自身に変化はありましたか?
フーウェイ:やはり現実の生活に戻ると人間関係はより複雑で、向き合わなければならないことも多く感じます。僕自身、大学院での研究や試合に向けた練習に追われる中で、あのときの気持ちを忘れそうになることもあります。それでも、ふとした瞬間に思い出すことがある。少なくともあの共同生活は、今の自分のアイデンティティの一部になっています。
― 共同生活を終えて、みなさんで集まったり、どなたかと会ったりなどの交流はありますか?
フーウェイ:ヒロヤの家に泊めてもらったり、トモアキと2人で韓国旅行に行ったりもしました。他のBoysとご飯に行くことも多く、長い時間を一緒に生活してきたからこそ、何でも自然に一緒にできるし、深い信頼があります。
― 撮影が終わってから時間が経っているかと思いますが、近況を教えてください。
フーウェイ:僕自身の活動としては、膝の手術から復帰後初めて試合に出場し、東南アジア競技大会で2位になることができました。また研究面でも、これまでの成果が京都大学の学術誌に掲載される可能性があり、現在も継続して取り組んでいます。
そうした忙しさもあり、昨年はボミと会えない期間が続きましたが、年明け以降は映画を観に行ったり、一緒に食事をしたりする機会も増え、いろいろな話ができる関係でいられています。
― みなさんが揃った本日の撮影。仲の良さがすごく伝わってきましたが、久しぶりに集まってみていかがでしたか?
フーウェイ:やはりBoysと個別に会うことはあっても全員が揃うことはなかったので、とても懐かしい感じです。
◆フーウェイの悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレス読者には今、壁にぶつかっている方もいます。そんな方々に向けて、フーウェイさんが思う“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。
フーウェイ:僕自身、これまでに失恋をしたこと、大きな怪我をしたこと、複雑な家庭環境や差別的な言葉によって悲しくなったことなど、数えきれないほどの経験をしてきました。その度に、どうやって乗り越えるか、どうすればこの悲しみを忘れられるのかと、悩んできました。
「悲しみ」がなければ、何が本当に嬉しいのかも分からない。悲しみを経験するからこそ、人生はより豊かになる。そう思えるようになりました。僕の経験が誰かの役に立つかは分かりませんが、「悲しみ」を否定せず受け入れることで、乗り越えられるものもあるのではないかと思っています。
◆フーウェイの夢を叶える秘訣
― 最後に夢を追いかけている読者に向けて、フーウェイさんの“夢を叶える秘訣”を教えてください。
フーウェイ:僕は、夢はまず「言葉にして語ること」から始まると思っています。笑われることもあるかもしれません。けれど、誰かに話すことで、それが自分自身へのプレッシャーになり、最終的には行動につながっていくのだと思います。僕自身、自分に特別な才能があるとは思っていません。唯一あるとすれば、それは諦めずに取り組み続けることができるという点だけです。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆「ボーイフレンド」シーズン2 参加者10人
【イザヤ IZAYA (32)】
IT企業営業/出身:東京都
【ウィリアム WILLIAM (34)】
IT企業PM/出身:ペルー
【カズユキ KAZUYUKI (40)】
通信系営業/出身:大阪府
【ジョウブ JOBU (26)】
メーカーマーケティング/出身:大阪府
【ヒロヤ HIROYA (29)】
アートディレクター/出身:北海道
【フーウェイ HUWEI (26)】
大学院生/出身:タイ
【ボミ BOMI (23)】
大学生/出身:東京都
【リュウキ RYUKI (20)】
大学生/出身:大阪府
【トモアキ TOMOAKI(31)】
IT企業PM/出身:宮城県
【テホン TAEHEON(35)】
デザイナー/出身:韓国
【Not Sponsored 記事】

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