【モデルプレス=2026/02/20】タレントのpecoが12日、都内にて行われた映画『が丘』の試写会イベントに登壇。イベント後にモデルプレスのインタビューに応じ、激しすぎる愛ゆえの悲劇を描く本作をきっかけに、自身の恋愛観やryuchellとの出会い、さらに息子に伝えたい思いなどを語った。
【モデルプレスインタビュー】

◆peco「“運命”を感じたのはryuchellだけ」

― 映画『嵐が丘』では、激しすぎる愛が描かれますが、これまでの人生を振り返って、pecoさんは“運命”という言葉を信じますか?

peco:運命は信じます。自分に置き換えた時に、ryuchellと出会えたことは本当に運命だったと思います。でもそれって、ただ何もなしに出会えたわけではなくて。私自身好きなことやものをずっと大切にしてきて、彼も彼で自分の好きなものとか、ありたい姿を大切にしてきたからこそ、出会え時にお互いの存在に気づけたことが大きかったと思います。運命の種が転がっていても、それに気づけるかどうかは、自分のこれまでのあり方次第かなと思います。

― 直感で“運命”だと感じたのですか?

peco:運命に関しては本当にいろんな考えがあるなと思うけど、今まで運命だと感じたのはryuchellだけだし、私にとっては本当に直感でしたね。

― 映画では、お互いの気持ちを素直に伝えられず、すれ違いを繰り返してしまうようなもどかしい恋愛模様が描かれていましたが、pecoさんご自身はそういった「恋の駆け引き」についてどう感じますか?

peco:私は回りくどいことが苦手で、思ったことは口に出したいタイプです。察してほしいとか、駆け引きとかが嫌なので、劇中の2人のような恋愛は絶対に経験しないなと思いました。もし私がどちらかの立場だったら、序盤で「ちょっと待って、1回はっきりして」って言っていたと思います(笑)。自分とは対照的だからこそ、いろんな回り道をする姿がすごくロマンチックだなと感じました。

― 自分を見失うほどの愛に苦しむ姿も描かれていますが、もし孤独や絶望を感じた時に、pecoさんならどうやって自分自身をその嵐の中から救い出していますか?

peco:孤独や絶望を感じたことがあまりないんですけど、自分自身を見失わないために意識しているのは、相手に自分を委ねすぎないことです。大変なことがあった時、私は「こんな嵐、まだまだちょろい」と思うようにしています。
そうすると案外乗り越えられます(笑)。

― 激しい「愛情」が、時には「執着」に変わってしまうこともあります。pecoさんが考える、「愛情」と「執着」の違いは何ですか?

peco:「愛情」は信じることが大きいのに対して、「執着」は信じることができなくなってしまう部分が大きいのかなと思います。

― pecoさん自身、誰かに執着した経験はありますか?

peco:私は本当に真っ直ぐで、好きな人ができたら駆け引きで振り向かせようとするんじゃなく、好きという気持ちをはっきりとアピールするタイプで。気持ちを伝える手段があるのに、伝えないということができないんです。大好きっていう気持ちで真っ直ぐに暴走はしちゃうけれど、「これがないと無理」という「執着」にはならないですね。

◆peco「自分を幸せにできるのは自分」

― もし身近な友人が、破滅的だけど離れられない恋に悩んでいたら、どんな言葉をかけますか?

peco:親友で本当に大事な友達だったとしたら、「私はあなたに幸せになってほしいんだよ」「自分のことは絶対に見失わないでね」って伝えます。それだけ相手を好きになれることも、愛せることも本当に素敵なことだけど、自分を見失わないでほしいなって。でも、最後に決めるのは本人だから、周りがどうこうできることではないとも思っています。

― 恋愛に悩んでいる読者の方へアドバイスもお願いします。

peco:「この人がいないと」とか「この恋愛がないと」とは絶対に思わないでほしいです。相手自身に恋をしている時もあれば、その恋愛のシチュエーション自体にのめり込んでしまっている場合もあると思うので、「これがなくても幸せだし、自分で自分を幸せにできる」ということを忘れないでほしい。
その上で恋愛をしたら、きっと自分を見失わずにいられるんじゃないかなと思います。

◆peco、息子に伝えたい「人を愛することの壮大さ」

― 自分たちらしい家族の形を築いてきたpecoさんですが、将来、息子さんが誰かを愛して「家族を持とう」となった時、一番伝えておきたいことはありますか?

peco:すごくリアルな話をすると、パートナーと2人なのか、子供がいるのかで変わってくるとは思います。でも、どちらにも言えるのは、誰かと共に過ごすなら「覚悟」と「責任」は絶対必要だよって。大前提として「自分は自分」「相手は相手」だけど、自分だけの人生じゃなくなるわけだから、共に歩むならしっかり覚悟を持つんだよ、ということは伝えたいです。

― 息子さんは7歳ですが、恋愛トークをしたりは…?

peco:今はまだしないですね(笑)。ただ、ryuchellの話はしています。「ダダ(ryuchell)は、本当はずっと男の子が好きな気持ちがあったけど、ママが悲しむと思って秘密にしてくれていたんだ。でも勇気を出して伝えてくれたんだよ」って。「ママはダダのことが大好きで大切だから、それでいいじゃんって思えたんだよ」という話はしています。それこそ私たちの家族だからこそ伝えていけることだし、人を愛することの壮大さみたいなことが、いつか伝わったらいいなと思います。

◆pecoの夢を叶える秘訣

― 今困難を乗り越えたいと思っている読者もいます。人生で特に悲しみや怒り、挫折を感じた瞬間、辛かった経験を教えてください。
それを乗り越えるために行ったエピソード、克服方法を教えてください。

peco:子供の頃、12年間本気でやっていたバレエでの経験です。週7で通うほどバレエ一筋で大好きだったのですが、小学校4年生の時、大きな舞台のオーディションに受かった後の稽古が厳しすぎて…。先生が怖くて、毎日リハーサルに行くのが辛くて、人生で初めて「やめよう」と思ったんです。母に伝えたら、母は「いいよ」と言ってくれました。

でも、「自分で出ますと言って周りが動いている以上、最後まで責任は持ちなさい。終わったら好きにやめればいい」と言われて。その時、初めて責任というものを学びました。感情だけで動くものではないんだなって。結局、辛い時期を乗り越えたことで、その後の発表会で主役を務めることもできました。あの時やめなかったからこそだと思っています。

― 最後に、夢を追いかけているモデルプレス読者へ「夢を叶える秘訣」を教えてください。


peco:周りから見たら努力しているけれど、自分にとっては努力だと思わないくらい夢中になれることを見つけるのが近道だと思います。あとは、目標を高く持ちすぎないこと。例えば女優さんになりたいなら、いきなり主演を目指すんじゃなく「まずは一言でもいいからドラマに出る」といった、叶えられそうな小さな夢から順に目標を立てていく。そうすると叶えられれば叶えられるほど自己肯定感が上がって、気づいたら最初に思っていた大きな夢に辿り着けるはずです。

― 素敵なお話、ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆peco(ぺこ)プロフィール
1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿のアパレルショップでの勤務を経て、カリスマ読者モデルとして一躍注目を集める。2016年にryuchellと結婚し、2018年に第1子となる男児を出産。2022年には「新しい家族のかたち」として、夫婦関係を解消し、人生のパートナーとして共に過ごすことを公表。現在はタレント、アパレルデザイナー、一児の母として幅広く活躍。飾らない日常や、芯の強いライフスタイルを綴るSNSも高い支持を得ている。

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