◆「41stSGアンダーライブ」
4月8日にリリース予定の乃木坂46の41stシングル「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」のアンダー楽曲「愛って羨ましい」歌唱メンバーによる今回のアンダーライブは、3月17日から3日間にわたり実施。
◆アンダーライブの“新しい世界”提示
「OVERTURE」に続いて、白を基調としたステージにひとり姿を現した岡本が妖艶なダンスを披露すると、会場は一瞬にして幻想的な空気に包まれていく。その雰囲気を引き継ぐように、ライブは3~5期生の8人のみで「新しい世界」から開始。美しさや切なさを強調したパフォーマンスで場の空気を掌握すると、サビ前のブレイクで後方の白幕が降ろされ、6期生が姿を見せる。そして白い羽が舞う中、18人で幻想的な歌とダンスを届け、オーディエンスに向けて文字通りアンダーライブの“新しい世界”を提示してみせた。
印象的なオープニングを経て、岡本のエネルギッシュな煽りとともに「風船は生きている」にて場の空気は一変。続く「自惚れビーチ」ではトロッコも使用して、アリーナを回遊しながら観客に笑顔を振り撒く。6期生の歌声が加わったこともあってか、これまで何度も耳にしてきたはずのアンダー楽曲の数々が以前とは違って響く…と感じたファンは、きっと多かったのではないだろうか。その後も佐藤を中心にキュートさを見せる「口ほどにもないKISS」、凛とした表情の岡本が力強いダンスで牽引する「錆びたコンパス」が続き、3~6期生という組み合わせによる初のアンダーライブは新たな輝きを放ちながら、観客を魅了し続けた。
最初のMCでは金川紗耶を中心にトークを展開。座長の岡本が「最終日なので、全部を出きって最高のパフォーマンスをお届けしたいと思います」と意気込みを口にすると、この日が乃木坂46として最後のステージとなる佐藤も「昨日(卒業を)実感して寂しくなってきたんですけど、皆さんのサイリウムを見て最高の日にしようと思ったので、今日も1日よろしくお願いいたします」とコメント。
金川の「今日は誰が一番楽しくできるか勝負です!」の一言に続いて、矢田萌華センターの「車道側」にてライブは再開。このブロックでは「純粋とは何か?」で瀬戸口心月が、「踏んでしまった」で森平麗心がセンターを担当するなど、6期生のフレッシュさを全面に打ち出しながら、過去の楽曲に新たな解釈と色を加えていく。その傾向は、続くユニットブロックにも顕著で、今回は「先輩&後輩コラボレーション」をテーマに3~5期生と6期生の組み合わせで、従来のユニット曲を通じてここでしか見られない特別なコラボを展開していった。
◆個々カラー活かしたコラボも続々
この日はバレエ経験者の岡本×森平麗心による、息の合った美しい舞いにスポットを当てた「もしも心が透明なら」を筆頭に、曲中にキュンとするンセリフを取り入れるなど可愛らしさに特化した佐藤×増田三莉音×矢田の「Threefold choice」、3期生&6期生の最年少メンバー岩本蓮加×川端が憧れの先輩(齋藤飛鳥、白石麻衣)のポジションでキレのあるダンスを魅せる「のような存在」、歌唱力に定評のある吉田綾乃クリスティー×鈴木佑捺が柔らかな歌声で会場を優しく包み込む「無口なライオン」を披露。個々のカラーを活かしたコラボレーションの数々で、観る者を大いに楽しませてくれた。
ライブ中盤には、愛宕心響を中心に6期生が先輩たちにいろいろ質問していくコーナーも用意。ここでは瀬戸口が柴田柚菜に「どうしたらまた頭をポンポンしてくれますか?」と質問すると、「いくらでもしてあげるから、いつでもおいで!」とその場でポンポンしてもらう場面も。その一方で、大越ひなのはこのライブ期間で距離を縮めた金川に、「ケータリングで、6期生の間では甘いものが人気なんですが、先輩方に人気のある食べ物は?」と問いかけ、「歳を重ねるとしょっぱいものが好きになるんだよ。今度、一緒に焼き鳥を食べに行こう!」と新たな交流が生まれる瞬間もあった。
◆座長・岡本姫奈が宣言「未来へ繋いでいきたい」
吉田がセンターに立つ「落とし物」でライブが再開すると、柴田センターの「交感神経優位」、黒見明香&佐藤のダブルセンターによる「思い出が止まらなくなる」と、切なさやエモーショナルさが際立つ楽曲が続く。そんな中、「不道徳な夏」では金川の絶叫で会場の温度が急上昇し、長嶋凛桜や瀬戸口の「クラップ!」を合図にフロアの熱気は最高潮に。
次に披露される楽曲についての紹介VTRが流れ始めると、6期生や先輩たちのこの曲に対する印象が語られていく。そして、増田をセンターに据え始まったのは「日常」。彼女を筆頭に、以降も矢田や長嶋、大越と中心に立つメンバーが次々と入れ替わりながら、気迫に満ち溢れたパフォーマンスを展開していく。2番では海邉朱莉や川端がダイナミックな動きで会場の空気を掌握すると、後半から先輩メンバーもパフォーマンスに加わり、岡本を中心に全身全霊の歌とダンスで現アンダーメンバーの凄みをオーディエンスに叩きつけた。
歓喜の拍手や声援がしばらく鳴り止まない中、ライブは佐藤センターの「Under’s Love」で佳境へ。岩本の呼びかけとともに会場がシンガロングでひとつになる「~Do my best~じゃ意味はない」、岡本のバレエの実力が遺憾なく発揮された「相対性理論に異議を唱える」と、曲を重ねるごとに盛り上がりのピークは次々と更新されていった。
最後の曲に入る前、座長の岡本は「私たちは初めからライブでトロッコに乗れて、こんなにもたくさんの可愛い衣装が着れて、平日にもかかわらずこんなに大きな会場を用意していただけて、そこにこんなにたくさんの人が足を運んでくださって。それは絶対に当たり前じゃなくて、乃木坂46を1から築き上げてきてくださった先輩方と、乃木坂46を好きでいてくださるファンの皆さんがいるからです」と感謝を伝える。
続けて、自身がアンダーライブを通じて先輩からいろんなものを受け取ったこと、それを未来へと繋いでいける存在になりたいと口にし、この期間一緒に頑張ってきた6期生へも労いの言葉を送る。さらに、卒業を控えた佐藤にも感謝を伝え、最後に「今日までこんなに私たちを成長させてくださった、このアンダーライブという場所を、先輩方が繋いでくださったこの場所を、皆さんが好きでいてくれるこの場所を、未来へ繋いでいきたいです。皆さん、ついてきてください!」と力強く宣言した。
涙ながらに届けたメッセージと共に、ライブ本編最後に送られたのは最新アンダー楽曲「愛って羨ましい」。ありったけの笑顔と元気なパフォーマンスで、会場に再びポジティブな空気を注ぎ込んでライブはフィナーレを迎えた。
◆佐藤璃果、卒業セレモニーで感謝語る
メンバーがステージを一度降りると、佐藤のペンライトカラーであるピンク&ターコイズで染まった会場に「璃果ちゃんコール」が響き渡る。しばらくすると、淡い水色のドレス&ティアラ姿にドレスアップした佐藤がステージに登場。彼女は乃木坂46を通して夢だったアイドルになれた喜びと、嬉しさと同じくらいつらいこともたくさん経験したこと、「もう無理かもしれないと思ったとき、皆さんがいたから私は立ち止まらず走り続けることができました」と今の思いを伝える。
そして、「乃木坂46に入りたいと思わせてくれた偉大な先輩の皆様、私を虜にさせてくださりありがとうございました。同期のみんな、いつも和気藹々とした空気で本当に楽しかったね。同期のみんなと出会えて幸せでした。そして、愛おしい後輩たち。頑張りすぎるに自分のことを大切にしながら、グループ活動を大切にしてほしいなと思います」と乃木坂46への感謝を伝え、「応援してくださった皆さん。たくさんのアイドルがいる中で、私のことを見つけて応援してくださり、数ある星の中で、私のことを一番星にしてくれて本当にありがとうございました」とファンへ伝え、メッセージを締め括った。
「今の気持ちだけではなく、今までの気持ちの変化も込めて歌いたいと思います」の言葉に続いて披露されたのは、1期生の中元日芽香が自身の卒業の際に残したソロ曲「自分のこと」。
その後、メンバーを代表して増田が「璃果さんの優しさを、これからも繋いでいきたいと思います」と伝え、7年半にわたり苦楽を共にしてきた黒見は「自慢のお姉さんのような存在でした。いろんな気持ちを教えてくれて、ここまで頑張ってくれてありがとう」と手紙を通して感謝を届ける。最後に「この曲が皆さんにとっても大切であり続けますように」と告げ、笑顔と涙が入り混じる中「価値あるもの」を全員でパフォーマンス。佐藤自身にとっても大切なこの曲を、感情をたっぷり込めて歌い上げた。
「今日が今までで一番楽しい日でした!」という佐藤の言葉に続いて、岡本が「新しい出会いもあり別れもある41枚目のアンダーライブ、皆さんの心に残り続けますように」と締めくくると、客席が「夢を見せてくれてありがとう」のメッセージが書かれたシートでいっぱいに。そして、最後に「皆さんが幸せだったら、私はそれが一番嬉しいです。バイバイ、大好きだよ!」と伝えて、「41stSGアンダーライブ」および佐藤璃果卒業セレモニーは終了した。(modelpress編集部)
◆「41stSGアンダーライブ」セットリスト
00. OVERTURE
01. 新しい世界
02. 風船は生きている
03. 自惚れビーチ
04. 口ほどにもないKISS
05. 錆びたコンパス
06. 車道側
07. 純粋とは何か?
08. 踏んでしまった
09. もしも心が透明なら
10. Threefold choice
11. のような存在
12. 無口なライオン
13. 落とし物
14. 交感神経優位
15. 思い出が止まらなくなる
16. 不道徳な夏
17. 狼に口笛を
18. 日常
19. Under's Love
20. ~Do my best~じゃ意味はない
21. 相対性理論に異議を唱える
22. 愛って羨ましい
アンコール(佐藤璃果卒業セレモニー)
EN1. 自分のこと
EN2. 帰り道は遠回りしたくなる
EN3. 価値あるもの
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