◆「解体キングダム」帝国劇場解体に密着
1966年に開場した二代目の帝国劇場は、開場記念公演『風と共に去りぬ』以来、『細雪』『放浪記』など数々の名作演劇を上演したほか、『屋根の上のヴァイオリン弾き』『ラ・マンチャの男』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『エリザベート』の長年にわたる上演を行い、日本に本格的なミュージカル文化を浸透させた。
2024年に上演25周年をもってファイナルを迎えた、帝劇で生まれたオリジナル・ミュージカル作品である『Endless SHOCK』をはじめとして、世界随一の巨大な舞台機構を駆使した、ここでしか味わえない演劇を約60年間にわたり提供し続けた二代目・帝国劇場は、2025年2月28日をもって、建て替えのため休館した(新・帝国劇場は、2030年度に再開場の予定)。番組では、直径16m×高さ24m、帝劇のシンボルとも言える世界最大級の回転昇降舞台機構の解体に密着。舞台と地下を行き来する「せり」が4つ内蔵され、鉄骨が複雑に入り組み、巨大な回転装置が円形のレールの上に乗っている、唯一無二の構造が、解体の難関。解体工事の検討にあたって、この機構の詳細な図面がなく、切り離す鉄骨の重心を見誤れば、舞台装置ごと倒壊する恐れも。安全に解体できるのか?
舞台が昇降する「せり」や舞台全体が回転する「盆」が一体となった、唯一無二の二代目・帝国劇場の巨大舞台機構は、堂本が作・構成・演出・主演を手掛けた『Endless SHOCK』において、めくるめく殺陣、階段落ちが繰り広げられた「ジャパネスク」の場面など、全編でフル活用された。あの巨大な舞台機構の解体にいたる一部始終を、『解体キングダム』取材チームが捉えた。
◆堂本光一&伊野尾慧、帝劇の解体見守る
この難関ミッションは、帝劇を愛し、帝劇に愛された男・堂本が、その最後の瞬間まで見届ける。そして、番組MCで建築学科を卒業した建築アイドル、帝国劇場にも出演経験のある伊野尾もエンタテイメントの先輩と共に、演劇の殿堂の解体に立ち会う。
『解体キングダム』取材チームは、2025年2月の二代目・帝国劇場の最終公演『THE BEST New HISTORY COMING』(構成・演出:山田和也氏)から撮影に入り、その直後から解体作業が進む現場を2026年1月まで取材を実施。番組では、帝国劇場の客席、舞台、舞台機構、楽屋裏(堂本が日常を過ごした、5-1座長部屋も含め)の解体現場を取材した。『解体キングダム』~2026冬~は、二代目帝国劇場休館の日からちょうど1年後にあたる2026年2月28日に放送される(二代目帝国劇場の解体と共に、巨大火力発電所の解体も同番組内にて放送)。
堂本は「正直、このロケに行くのが、嫌でした(笑)。帝劇が解体されるなんて、見ていられないと思っていたんですけど、実際に、解体されて“フライング”する「大ぜり」を見たら、不思議と前向きな気持ちになれたりして。皆さんにも、最後の帝劇の姿、見ていただきたいです」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)
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