<板垣恵介の漫画「刃牙道」>日本人が持つ吉川英治・創作「宮本武蔵」への誤解を解く?



現在、確かな史実と言われるものの中から少し開示する。細川忠利は武蔵を熊本に招いて客人として寓している。武蔵は仕官したわけではないので軍役、役職などは全て免除された。

寛永十七年十二月より毎年、三百石のが細川藩から武蔵に贈与されている。藩主から家老、家老から配下の者への申し状には、武蔵への三百石の届け方が事細かに記載されており、藩主がいかに武蔵に対しリスペクトし、礼を尽くしたかが見て取れる。

 「一、(配達の者は)毎年恒例だから届けに来たと言う態度を取ってはいけない。これは棒給や扶持米ではない。一、石高はきっちり、三百石とせず毎年少しずつ変えて渡すのが礼儀だ。一、役人の申し状は決して相手の方(武蔵の事)に見せてはいけない。申し状は言わば社内文書であり御客様(武蔵の事)には藩主からの気持ちばかりの贈り物と言う振る舞いをすること。」

以上の奉書は現存する。

熊本県立美術館には武蔵自筆の「独行道」(どっこうどう)二十一ヶ条が残っている。吉川英治の小説においてたびたび引用されているこの言葉は実は、宮本武蔵本人のオリジナルである。

 「我事において後悔せず。」

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