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30代になりキャリアの岐路に差し掛かっていると感じる読者は多いのではないだろうか?
キャリアにおける「中堅」と呼ばれる30代。多くのビジネスパーソンが、一定の経験とスキルを積み上げ、組織内で重要な役割を担い始める時期となる。
Job総研が2022年に実施した「キャリアに関する意識調査」によれば、実に30代の80%が今後のキャリアに「不安がある」と回答している。これは全年代の中で最も高い数値だ。具体的な悩みの内容としては「年収・収入について」が最多であり、さらに30代の47.8%が「将来のキャリアビジョンが無い」と回答している。これは、多くの30代が現在の延長線上に明るい未来を描けずにいるという現実を浮き彫りにしている。
この不安を打破すべく、多くの人が、転職だけではなく「副業」や「独立」といった選択肢に目を向けているのだ。しかし、そこにはある大きな壁が立ちはだかってくることが、30代の腰を重くしている。株式会社Another worksの調査によると、副業未経験者のうち、26.5%が「自分のスキルに自信がない」ことを理由に一歩を踏み出せずにいるのである。4分の1の人が自分のスキル不安を理由に副業や独立ができていないのだ。
現在の会社では高く評価されているスキルも、一歩外に出れば通用しないのではないか。独立して自らの力で収益を上げるためには、今の自分には何が足りないのか。キャリアへの不安は独立を意識させるものの、スキルへの自信の無さから躊躇するのである。
もちろん、スキル習得の商材やプログラムはさまざまに存在しており、本誌でもいくつか紹介してきたわけだが、多くのケースで課題になっているのが「継続性の難しさ」だ。いわゆる三日坊主が、ビジネススキル習得プログラムの最大のウィークポイントであった。そこで本稿では、最近、高い継続性で話題の次世代のスキル習得プログラム「スキルプラス(https://skillplus.addness.co.jp/)」(アドネス株式会社)に注目し、考察してみたい。
(写真:スキルプラス開発者のアドネス代表取締役・三上功太氏)
<学習から”タスク処理”へ:ToDoベースでやり切る実践カリキュラム>
多くのオンライン学習が「続かない」「成果が出ない」という課題を抱える中、スキルプラスのアプローチは全く異なる。それは、単に良質なコンテンツを提供するだけでなく、「学習体験そのもの」を根本から再設計するという思想に基づいているからだ。
従来のオンライン学習は、動画を視聴し、ノートを取るといった「勉強」の形式が主流だ。しかし、スキルプラスはこの受動的な学習モデルではなく、学習を明確で実行可能なタスクの連続として再定義する「ToDoベース」のカリキュラムを組み込むことで、知識を手に入れたその先で、実際に仕事に使えるようになる能動的な仕組みを実装している。
スキルプラスでは、受講者が「生徒」として講義を受け身で聞くのではなく、「実行者」として具体的なタスクを一つひとつクリアしてゆく。「ウェブサイトの構成案を作成する」「広告のキャッチコピーを30案出す」「SNSの投稿コンテンツを設計する」など、すべての学びが具体的なアクションに結びついているのだ。これにより、「何をすれば良いか分からない」という学習初期の混乱を排除し、タスクを完了するたびに得られる達成感が、次の行動への強力なモチベーションとなる。
筆者も今回の取材のためにスキルプラスを少々体験させてもらったが、学習の過程が、ゲームでアイテムを手に入れる感覚に似ていた。要はゲームをやっているような達成感と満足感があるのだ。抽象的なビジネス知識を詰め込むのではなく、ビジネスというゲームを有利に進めるための具体的な「アイテム(=スキル)」を一つずつ装備していくといった印象だ。この能動的なプロセスは確かに、学習の継続性につながると感じた。
ToDoベースの学習を支えている心臓部が、スキルプラスによる独自開発のAI学習システム「サクセスラーニング(特許第7610330号)」である。このシステムでは、受講者一人ひとりの学習進捗、理解度、得意・不得意な点をAIがリアルタイムで分析し、次に着手すべき最適なタスクを、最適な難易度で提示してくれる、いわばパーソナルナビゲーターの役割を果たしてくれる。これにより、「今日は何をしようか」「次は何を学ぶべきか」「どこまで学んだのか」といった学習継続の障害となる「お悩み時間」から解放される。システムが提示する現在の自分に最適なタスクをこなしていくだけで、自然と最短距離でゴールに向かうことができる、というわけだ。
<学習をやり切るためのサポート体制>
筆者が何よりも魅力を感じたのは、スキルプラスの非常に強固なサポート体制である。どんなに教材やコンテンツが充実していても、サポートが手薄だったり、サポートを受けるまでの流れがスムーズでなければ、生来怠け者の我々は最も簡単に脱落してしまう。この気持ちをスキルプラスはよく理解している。
スキルプラスのサポート体制の特徴は、質問を待つ受け身の姿勢ではなく、いわばパーソナルトレーニングジムのような感覚で、運営スタッフがLINEや電話を通じて定期的に進捗を確認し、個別の課題や悩みをケアするだけでなく、時には励ましながらゴールまで伴走するといった仕組みが完成されている点だ。
つまり、AIによる自動制御だけでなく、人間のスタッフがパーソナルトレーナーになってくれている、というわけだ。この人間的な介入が、学習のペースを維持し、孤独感を払拭する上で決定的な役割を果たしている。さらに講師陣も経営者などを中心とした「現場主義」の実践者が在籍している。そのため、提供されるアドバイスも実践的で、明日からの仕事ですぐに使えるノウハウや、収益化に直結する視点を得られる点もビジネスマンには魅力だろう。
<コミュニティという名の推進力>
スキルプラスのサポート体制でもう一つ筆者が着目したいのが、コミュニティの存在だ。「毎日作業会」というオンライン自習室が常設されており、毎日10時から20時まで開催されている。そしてここは、常に100名以上のメンバーが参加し、作業に打ち込む仮想のコワーキングスペースとなっている。一人では集中力が続かない時も、仲間が頑張っている姿を見ることで自らを奮い立たせることができるので、学習習慣の定着を強力に後押してくれるのである。自宅で勉強する気が起きず、カフェなどで作業している人にはうってつけだろう。
このコミュニティは、単なる学習の場としてだけでなく、オンラインのチャットグループも構築され、活発な情報交換が行われている。オフラインの交流会(オフ会)などもあり、ビジネスパートナーが見つけることすらあるというから驚きだ。
このように、専門家によるトップダウンのサポートと、仲間によるボトムアップのコミュニティが組み合わさることで、強力な持続力が生まれる構造こそが、スキルプラスの核心共いえるだろう。
サポート体制だけでなく、もちろんスキルプラスの提供コンテンツ量はかなり多い。ビデオ講義ライブラリは1800本以上。その全てに回数上限なくアクセスが可能だ。内容も、セールス、デザイン、広告運用といった普遍的なスキルから、SNSマーケティング、生成AI、事業構築といった最先端のトレンドスキルまで、幅広く網羅している。しかも、これらのコンテンツは常に最新の市場動向を反映してアップデートされており、「すぐに仕事で使える」実践性が追求されている。開講当初から更新されない時代遅れの教材が並んでいるような「よくあるビジネス講座」のような状態はない。
<スキルプラスは受講料ではなく「投資」>
ここまでスキルプラスの各サービスを観察してみると、これが単なるスキルセミナーというよりは、むしろ、ビジネスパーソナルトレーナー+ビジネスコミュニティといった構造になっていることに気づくだろう。
その意味ではスキルプラスのコストは、「受講料」ではなく「投資」として捉える方が自然であると感じた。特に、10以上の専門分野において、それぞれが独立可能なレベルのコンテンツを、一つの包括的な料金で提供しているあたりは、単一のスキルだけでは十分とは言い難い現在の時代の副業や独立のための「ポートフォリオ・キャリア」の構築に最適化されていると言えるだろう。まさに投資そのものだ。
多忙な会社員にとって、最も貴重な資源は「時間」だ。そんな中で「スキル習得を最後までやり切る事ができる」ことに特化したスキルプラスは、ビジネスパーソンのニーズとライフスタイルに最適化されたシステムが構築されているといえるだろう。キャリアアップを目指すビジネスパーソンにとっては「受講料」ではなく「投資」として考えれば、かなりお買い得な買い物になるのではないか。
現在、本誌では様々な就活セミナーやビジネスセミナーに関する取材を進めているが、様々な企業が手新しいサービスを展開しており、その市場がますます拡大することを予見させる。一方で、玉石混合で見極めが難しいのも、セミナーの特徴でもある。
今後も副業や独立などを意識している令和のビジネスマンに有用な情報をどんどんと取材してゆく予定なので、期待してほしい。
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