***
夏休みが終了し2学期が始まる。L452R変異株では若年層の感染が一気に拡大している。
コロナ緊急事態宣言が発出されているなか、集団でパラリンピックを観戦することは極めて危険な行為。
東京都は小池百合子知事が学校観戦=学校感染を推進している。コロナ感染で救急搬送を要請しても拒絶される事例が激増している。この情勢下でのパラリンピック開催強行は容認されない。パラリンピックのために巨大な医療資源が占有されている。市井では必要な医療を受けることができずに死亡する事例が多数発生している。国家による殺人、行政による殺人と言って過言でない。
コロナは突発的に発生したものではない。昨年1月から問題が本格化した。1年半の時間があり、2020年度は73兆円もの補正予算まで計上した。この1年半の間、一体何をやっていたのか。
ワクチン接種が叫ばれているが、ワクチン接種をしても感染する事例がいくらでもある。ワクチンの有効性に強い疑いがある。また、ワクチン接種直後に死亡する、あるいは重篤化する事例が極めて多数報告されている。ワクチンの有効性が疑われ、ワクチンの重大な副作用が警戒される。ワクチンは新型コロナ対策の切り札にはならない。ワクチンは単なる巨大利権である。
2学期が始まり子どもたちが学校に帰るが、この学校が安全な場所ではない。いじめで苦しみ、自ら死を選択する痛ましい事例が多数発生している。
東京五輪で有名になった小山田圭吾氏はかつて雑誌の取材で「マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたりとか。小道具には事欠かなくて、マットの上からジャンピング・ニーパットやったりとかさー。あれはヤバイよね、きっとね(笑)」などと語っていた。
れっきとした刑法犯罪である。
このような犯罪が学校という閉じられた世界で無数に発生し、隠蔽されている。学校の責任も大きい。「義務教育」という言葉があるが、完全に誤解されている。子どもたちが学校に行くことが義務だと理解されているがまったく違う。義務教育の「義務」は保護者が子女に普通教育を受けさせる義務であって、子どもが学校に行く義務ではない。子どもには「学校に行かない自由」がある。このことをすべての保護者と子どもに周知させる必要がある。
[植草一秀の公式ブログ『知られざる真実』はコチラ]