※画像は『深川通り魔殺人事件』 (文春文庫) 。

男性が3人集まるとついついお互いの下着の話になってしまうのだが、意外にも、それそのものの歴史の話になることはない。
男性下着トークの時に役に立つ知られざる歴史をレクチャーしよう。特に最近じわじわ人気が高まっている白ブリーフ。

ボクサーパンツやトランクス人気におされてイマイチさえない白ブリーフだが、その歴史は非常に興味深い。ブリーフの歴史は1935年に米国シカゴのクーパーズ社で開発され、米国やヨーロッパでまたたく間に人気商品になる。日本では1950年代よりヤングたちに流行、70年代にはあらゆる世代に浸透、これによりふんどしは絶滅寸前へと追いやられることになった。

だが、1980年代より人気は少しずつ冷めてくる。流行を作り出した若者たちはその普及ぶりを嫌い、今度はトランクスへと回帰しはじめたのだ。特に決定的だったのが、1981年に起きた深川通り魔殺人事件だ。逮捕された容疑者が白ブリーフにハイソックスという異様な出で立ちで、それが全国放送されたことにより、白ブリーフ人気は終焉したと言われているのだ。

我々が小学生の頃にはよく履いていた白ブリーフ、そのウラにはそんな哀しい歴史も存在したのだ。

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