※画像は『13日の金曜日』 (創元推理文庫)。

チェーンソーの小ネタにつづいて、ホラー映画『13日の金曜日』にまつわるちょい怖な話を紹介しておくと、PART1でヒロイン・アリスを演じたエイドリアン・キングのエピソードだ。


彼女はPART2でも出演するのだが、ちょい役程度とどまっている。PART1で起こった悲劇から2か月後。その惨劇をただ一人生き延びた被害者アリス(エイドリアン)が、大量の血痕を残し、自宅から姿を消すーーというもの。これには事情がある。

エイドリアン・キングは同作品への出演で、狂信的なストーカーに狙われるようになり、命の危険にさらされるようになった(本人の関係者への証言)。そのためPART2では冒頭で殺される、ちょい役にするように彼女が頼んだというのだ。この設定をそのまま引き継ぐように、彼女は女優業を引退している。『13日の金曜日』は彼女の代表作になったわけだが、結果としてジェイソンに「殺された」とも言える。

ちなみに『13日の金曜日』をパロディした『14日の土曜日』(1981年)というクソホラーコメディ映画も存在する、その商魂も怖いです!

文/編集部Related posts:
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