※画像は『団地の見究 』

かつては自殺の名所として報道されたことにより、自殺の名所になってしまった東京・板橋区の高島平団地。1970年代には投身自殺が多く発生し、77年4月に父子3人による投身自殺を契機にマスメディアから「自殺の名所」と呼ばれるようになった。
1980年(昭和55年)までには133人の自殺者を出している。

ホラーマニアなど心霊スポットなどとして訪れる人も多かったが、その後フェンスの設置などの対策がとられて、自殺者は激減すると共に、そういった“野次馬”たちも減っていった。だが、再びこわいもの好きの間で、同団地が注目を集めるようになっている。

あるホラーマニアは次のように語る。

「別段、心霊話があるわけじゃないんですよ。ただ、この団地はいつきてもなんとも言えないシーンとした雰囲気がただよっていて、ちょっとゾクっとしたものがある。だから友人なんかとプチ肝試し的に来てますね。もともと有名な場所だったから、そう思うと怖くなるんですよ(笑)」

今同団地は“極限集落”化しており、住人の41%が65歳以上という高齢化問題をはらんでいる。また外国人入居者も増加傾向にあり、老人と外国人の多い独特な雰囲気になっているのはたしかだ。この高島平団地のただよう何かは、決して他人ごとではない。なぜなら高齢化社会を迎える日本の未来図なのだ。

それを想像するほうがよっぽど怖かったりして…。


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