去年6月、新潟県が管理する太陽光発電所の被服銅線3000キログラム以上(時価合計539万338円相当)を盗んだ疑いで、ベトナム国籍とカンボジア国籍の2人の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、群馬県の自称中古自動車販売業のベトナム国籍の男(32)と群馬県の無職のカンボジア国籍の男(29)です。



2人は氏名不詳者と共謀し、去年6月14日午後7時ごろから翌15日午前5時ごろまでの間、県が管理する新潟市北区の北新潟太陽光発電所において、銅線約3152キログラム(時価合計約539万338円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

事件は、発電所の関係者から「ケーブルが切断されて盗まれました」と警察に届け出があったことで発覚。防犯カメラ映像などの捜査から、2人を逮捕したということです。

警察などによりますと、発電所の外周には鉄製のフェンスが設置されていて、2人はそこに穴を開けて、侵入したということです。また、銅線は太陽光パネルにつながる送電用の電気ケーブルで、今年10月に復旧したということです。

警察は、共犯事件のため認否を明らかにしておらず、転売目的の可能性を視野に事件の経緯について詳しく調べています。

編集部おすすめ