土木工事、建築工事、とび工事、仮設工事などを手がける新潟県長岡市のコバヤシ工業が、新潟地裁長岡支部より、破産開始の決定を受けた。

民間の信用調査会社・帝国データバンク新潟支店によると、コバヤシ工業は2003年10月に設立され、地元長岡市および近郊の建設業者からの下請工事を主体に事業を展開していたが、近年は工事量が伸び悩み、限定された営業エリアでの小規模経営が続いた。



さらに、2023年3月期の年売上高は約980万円にまで落ち込み、厳しい経営状況に。資金繰りも悪化し、2024年頃には事業を停止。先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。

負債は、約2200万円に上っている。

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