東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働問題に関する県の公聴会について、市民団体が公述人の選定基準を明らかにすることなどを県に要請しました。

【要望書提出時 市民団体】
「知事の方にお渡しいただけますか」

【県の担当者】
「はい、お預かりいたします」

7日、県庁を訪れた市民団体のメンバーは、柏崎刈羽原発の再稼働問題に関する県の公聴会についての要請書を提出しました。



先月29日に初めて開かれた公聴会は、柏崎市の会場と県庁をオンラインでつなぎ、16人の公述人が賛否の意見を述べましたが、公述人の名前や具体的な会場は明らかにされませんでした。

要請書では公述人の選定基準や会場を明らかにするほか、花角知事が会場で公述を直接視聴することなどを求めています。

【市民団体 田中忍代表】
「第1回公聴会では知事は県庁の会場には不在だった。県民の間には知事は本当に公述を聞くのだろうかとの疑念が広がっている」

公聴会は来月末まで会場を変え、残り4回開催される予定です。

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