パワー半導体の製造を手掛けていた『JSファンダリ』が破産し、新潟県小千谷市の工場の500人を超える従業員が解雇された問題で、元従業員への支援を協議する2回目の会議が開かれました。

パワー半導体、ウエハーの製造を手がけていたJSファンダリは約161億円の赤字を抱え、7月14日に破産を申請。

小千谷市の工場で働く500人を超える従業員を即日解雇していました。こうした中…

【記者リポート】
「JSファンダリの従業員の突然の解雇から1週間以上が経過しました。現在、こちらの小千谷市役所では、その従業員の今後の対応を協議する2回目の会議が非公開で行われています」

7月24日、地元の経済団体や金融機関などが参加し、元従業員の再雇用などの支援について協議する2回目の会議が開かれました。

【小千谷市 山口良信 副市長】
「企業からの電話を、まずは色々な機関が受け止めて、それを今回まとめた」

会議では元従業員の再雇用に関し、150社を超える企業からの問い合わせがあったことや地元のハローワークと連携して元従業員を対象とした企業説明会を8月下旬に開くことなどが小千谷市から報告されたということです。

【小千谷市 山口良信 副市長】
「一人も残さずに救って、全員が幸せになれるようにやっていければ」

3回目の会議は8月7日に開かれる予定です。

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