新潟県では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響を受け、7日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があり、大雨となる所がある見込みです。6日夜遅くから7日朝にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるため、気象台は大雨などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
■降り始めからの雨量
降り始め(5日8時)から6日11時までの降水量(アメダスによる速報値)
佐渡市羽茂 181ミリ
新発田市赤谷 94.5ミリ
関川村下関 94ミリ
新潟 91ミリ ※欠測値を含む
胎内市中条 83.5ミリ
■予想降水量
【6日に予想される1時間降水量】
下越 50ミリ
中越 30ミリ
上越 20ミリ
佐渡 50ミリ
【7日に予想される1時間降水量】
下越 50ミリ
中越 40ミリ
上越 30ミリ
佐渡 50ミリ
【6日正午から7日正午までに予想される24時間降水量】
下越 200ミリ
中越 120ミリ
上越 80ミリ
佐渡 200ミリ
【7日正午から8日正午までに予想される24時間降水量】
下越 80ミリ
中越 80ミリ
上越 50ミリ
佐渡 50ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増える恐れがあります。
新潟地方気象台は、下越、佐渡では7日夕方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意を。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうの降るおそれもあるので、農作物等の管理に注意するよう呼びかけています。