新潟県魚沼市に住む60代の男性が、アメリカ企業の職員を名乗る男から「以前投資をしたお金が増えている。専用のアプリに資金を入れておかないと口座凍結される可能性がある」などと言われ、136万円をだまし取られる被害がありました。
詐欺被害に遭ったのは魚沼市に住む60代の男性です。
7月11日頃、男性のスマートフォンにアメリカ企業の職員を名乗る男から「以前投資をしたお金が増えている。仮想通貨でないとお金を返すことができないので、専用のアプリを登録してほしい」などと電話があり、男性は指示通りに暗号資産取引用のアプリを登録。
その後、男性は相手からメッセージアプリに誘導され、「専用のアプリでは初めての取引きになるので、資金を入れておかないと口座凍結される可能性がある」などと言われ、相手の指示に従い、7月18日頃までの間に、3回にわたって現金計136万円を指定された口座に振り込みました。
男性は、3回目の振り込みをした直後から相手と連絡が取れなくなったため、詐欺ではないかと思い警察に相談し、詐欺被害が発覚したということです。
警察は特殊詐欺事件として調べを進めるとともに、SNSだけでやり取りしている相手の話を安易に信じないよう、注意を呼びかけています。