暑い日が続いていますが、早くも秋の味覚“ナシ”の出荷が始まっています。今年は日照時間が長く、甘みが強くなっているということです。

【氏田陽菜アナウンサー】
「厳しい残暑が続いていますが、秋の味覚を代表するナシがたわわに実っています」

8月22日、新潟市南区で収穫されていたのは日本ナシ『幸水』です。

今年は雨が少なく、小ぶり傾向となった一方、日照時間が長かったことから甘さが凝縮されているといいます。

【生産者 村木尚志さん】
「幸水は水分が結構多く、甘い品種なので非常においしいと思う」

太陽を味方にして育ったナシの味は?

【氏田陽菜アナウンサー】
「噛んだ瞬間、口の中にジュワッと水分が広がりました。上品な甘さで、とにかく甘いです」

収穫されたナシは、しろねフルーツセンターの選果場へと運ばれ、日焼けや傷がないかなどを目視で丁寧に確認していきます。

その後、光センサーで糖度や熟度を測定。4つに分けられた等級の中で特に形状が良く糖度が13.5度以上のものは“特秀”として販売されていて、多くのリピーターに愛されているということです。

【JA新潟かがやき 日本なし専門部長 木滑修一さん】
「収穫量は去年と変わらないくらい良い感じにとれていると思う」

幸水は水分量が多いのが特長で、購入したら早めに食べるのがおすすめですが、保管する場合には新聞紙などに包んで冷蔵庫に入れるとみずみずしさを保てるということです。

【JA新潟かがやき 日本なし専門部長 木滑修一さん】
「まだ、暑い日が続く。ナシは結構水分が多いので、冷やしておいしく食べていただけたらうれしい」

幸水の出荷は9月初旬まで続く見込みです。

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