新潟県立大学は8月26日、今年2月に実施した入学試験で採点ミスがあったと発表しました。

県立大学が26日の会見で謝罪したのは、国際経済学部の一般入試の採点ミスについてです。



県立大学によりますと、2月9日に実施したA日程と22日のB日程の英語の検査で、それぞれ採点ミスがあったということです。

A日程とB日程で問題は異なりますが、採点ミスは選択問題で発生。正しい選択肢を不正解としていました。

大学が8月1日に試験問題と解答例などをウェブサイトで公表したところ、7日に入試問題を扱う出版社から指摘があり、ミスが発覚。

【県立大学 若杉隆平 学長】
「なぜ、このようなミスが生じたのかということをきちんと検証して、それを踏まえた再発防止策をきちんとつくっていくことが大事ではないかと思っている」

大学は不合格とした受験者311人を対象に採点をやり直し、新たに9人を合格としていて、4月に入学していればかからなかった費用については補償する方針です。

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