新潟県上越市の直江津港沖で、釣り人が乗ったミニボートのエンジンがかからなくなったとして海上保安署に救助要請がありました。ボートには男性2人が乗っていましたが、けがはありませんでした。



救助されたのはいずれも南魚沼市に住む、ミニボートの船長の50代男性と、同乗者の50代男性の2人です。

2人は8月29日朝、釣りをするためにミニボートで上越市黒井浜を出港し直江津港沖で釣りをしていましたが、正午ごろに釣り場から帰ろうとしたところ、ボートのエンジンがかからず、118番通報で救助を求めました。

通報を受け、上越海上保安署の巡視艇たつぎりが午後1時すぎにミニボートのもとに着き、乗組員が故障箇所を調査したところ、ひもを引っ張ってエンジンをかけるタイプのエンジンのリール部分に不具合を発見。工具をつかって不具合を修復したところ、エンジンが復旧したということです。

ミニボートは午後2時半前に黒井浜に向け自力で航行を開始し、その後無事に港に着きました。男性2人にけがはありませんでした。

釣り場から港の戻ろうとしたでミニボートのエンジンがかからず救助要請 男性2人を救助 いずれもけがなし 新潟・上越市
提供:上越海上保安署

海上保安庁は海難事故の防止のため、気象情報や干満の高さなどの情報を確認するほか、マリンレジャーの事故防止策をインターネットにまとめた「ウォーターセーフティーガイド」や「海の安全情報」を活用することなどを呼びかけています。

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