新潟県内は9月3日未明から朝にかけ線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあり、低地の浸水や河川の増水などに警戒が必要です。

フェーン現象の影響などで各地で気温が上がった9月2日の県内。



最高気温は上越市高田や三条市で36.3℃など12の観測地点で猛暑日となりました。

新潟市中央区の海水浴場ではバーベキューを楽しむ人や海で泳ぐ人の姿が見られました。

【訪れた人】
「海水温がすごく温かいので9月になってからも(海に)行っている」

危険な暑さで警戒が必要なのが熱中症です。

長岡市では9月1日、事業所内で50代の男性が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。死因は熱中症でした。

県内の今年の熱中症による死亡者数は過去最多の8人となっています。

一方、新潟地方気象台は9月2日夕方、県内に線状降水帯予測情報を発表。

3日未明から朝にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとしています。

下越・中越・佐渡では3日未明から朝にかけて低地の浸水・河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

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