9月7日、線状降水帯予測情報が発表された新潟県内。線状降水帯は発生しませんでしたが、県内は午前中を中心に停滞する前線の影響で大雨となりました。
【記者リポート】
「午前7時半の新潟市西区。雨が強くなってきました。ワイパーを一番強くしていますが、前方の視界は、ややさえぎられています」
線状降水帯こそ発生しませんでしたが、停滞する前線の影響で局地的に大雨となった8日朝の県内。
新潟市東区では午前8時16分までの1時間に観測史上最大となる63.5ミリの非常に激しい雨を観測。
また、村上市高根でも24時間降水量が211ミリに達し、9月の観測史上最大を記録しています。
新潟市北区でも道路が冠水。住民が朝から対応に追われていました。
【新潟市北区の住民】
「車が来ると波で全部倒れて、いま全部避難してきた。(Q.水が一番あったのは?)さっき。長靴に入るくらい。車が通ったら中に水が入った。びしょびしょ」
【新潟市北区の住民】
「マンホールが浮いてしまって、トイレが使えなくなる。
一方、8月の記録的な大雨で土砂崩れや住宅の浸水など大きな被害を出した佐渡市では、再びの大雨に影響を心配する住民の姿がありました。
【佐渡市民】
「雨がすごいと、このへんはとてもすごい。土砂をとったばかりなのに、また、きょうもとらなければいけないなと」
ただ、午後から各地で天気は回復。新発田市や新潟市など下越の4市に出されていた土砂災害警戒情報は解除されています。