新潟県上越市の海沿いにある道の駅で9月16日朝、車が海に転落する事故がありました。運転手は自力で陸に上がり、命に別条はありませんが、その後の運転手への聞き取りで「海には自ら落ちた」と話しているといいます。

何かに打ち破られた鉄柵。

【釣り人】
「『あのフェンス、壊れているのおかしいよね』と夫と話していた。あんなものが壊れるなんてどういうことと思っていたら、車ごと落ちたみたい」

海の中には…

【リポート】
「落下した車両でしょうか、車のテールランプが確認できます」

9月16日朝7時ごろ、上越市名立区の道の駅・うみてらす名立で発生したのは、海への車の転落事故。

【リポート】
「わだちの残るこちらの公園を車両は走り、鉄柵を突き破って海に落下したのではないかということです」

事故が発覚したきっかけは、釣り人からの「海に車が落ちた」という通報でした。

【通報者】
「(沖で)釣りをしていて、戻ってくる30分前に“ガシャン”という音がした。上陸して振り返ったらフェンスが壊れていたので通報した」

通報を受け駆けつけた警察は突き破られたフェンスと堤防から3mほど下の海に落ちた普通乗用車を発見。

そして、現場で状況を調べていると…「私が運転手です」と車を運転していた30代の男性が自ら名乗り出てきたといいます。

警察によりますと、男性は一人で車を運転し、車ごと海に落ちたあと、自力で陸に上がったということです。

その後、病院に運ばれましたが、命に別条はありませんでした。

警察の調べに対し、男性は「自分から落ちた」と話していて、警察は事故の詳しい状況を調べています。

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