今年1月に閉店した新潟市中央区本町のイトーヨーカドーの跡地にスーパーマーケット『食生活ラブラブロピア』の県内2号店がオープンしました。近くに住む人は買い物の利便性の向上に期待を寄せています。

9月18日、オープン前から約100人の客が集まったロピア・マルダイ新潟店。
【先頭に並んだ人】
「(午前)6時半から並んでいる。せっかくオープンするので早めに来ようと思った」
【お客】
「インスタとかできょうオープンだというのを見て来た」
近くに住む人からは開店を待ちわびていたという声が多く聞かれました。
【お客】
「スーパーじゃないと買えないものがある。ここは周りに小さい店はあるが、それだけでは足りないときに困る」
【お客】
「半年以上待ったから。やっと買い物ができる喜びがある」
今回オープンしたのは、今年1月に閉店したイトーヨーカドー丸大新潟店の跡地。
2月には周辺のスーパーマーケットも閉店したため、買い物に苦労するいわゆる“買い物難民”も発生していただけに待望のオープンとなりました。
さらに、ロピアとして再スタートした店では、旧イトーヨーカドーの従業員が多く働いています。店長の竹内さんもその1人です。
【ロピア・マルダイ新潟店 竹内敦彦 店長】
「同じ従業員がこの店で働くということで、より地域に根ざした、お客様に一歩でも二歩でも近づいた形を取れれば」
ロピアは主に30代・40代の夫婦とその子どものファミリー層をターゲットとしていますが、マルダイ新潟店では…
【齋藤正昂アナウンサー】
「ロピアといえば大容量のパックですが、こちらでは少人数の世帯でも使いやすいよう、小さなパックの商品も用意されています」
付近には高齢者や専門学校に通う生徒などが多いことから、単身・少人数の世帯でも使いやすいサイズの商品も展開しています。
【お客】
「母と2人暮らしなので、小分けがあるとすごく助かる」
【お客】
「大きいと買うのをためらってしまうけど。ありがたい」
また、近くで働く人に向けて、平日の午前11時半から2時間限定で店舗の外で弁当を販売。
【お客】
「とりあえず600円の弁当を買ったが、これでも十分かなという気がする。仕事をしているとお昼に困ることもあるが、こうやって出てくれると買いやすくて非常にありがたい」
地域の人に愛されるスーパーを目指して…46年続いたイトーヨーカドーに変わり、ロピアがその歴史を刻み始めました。