近年、地震や豪雨などの自然災害が頻発する中、新発田市で28日、災害に備えてもらおうと外国人を対象にした防災セミナーが開かれました。

28日、新発田市で開かれた「在住外国人防災セミナー」には、新発田市と胎内市に住む外国人など15人が参加しました。



新発田市では企業の人手不足を背景に、おととし以降、技能実習生などの外国人が増加傾向にある一方で、近年災害も頻発していることから防災意識を高めてもらおうと数年前からセミナーを開いています。

避難所などで配られる防災食の表記は日本語が多いため、スタッフから作り方の
レクチャーを受けながら参加者も防災食の調理を実践。

インドネシアから来た女性は:
記者:「防災食を作ってみてどうだったか?」
女性:「簡単だった」

インドネシアから来た女性は:
記者:「防災食は何を選んだ?」
女性:「ナシゴレン、辛くて美味しかった」

大きな混乱が予想される災害時。県民だけでなく移住している外国人も事前の備えが重要となります。

新発田市市民まちづくり支援課 高澤 悟課長:
「外国人の方に安心して暮らしていただいて、私たちも外国人を受け入れる体制をしっかり整えて皆さんに来てもらえれば」

また28日は県の防災アプリの使い方についても説明され、参加者は避難所の位置を確認していました。

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