木造建築工事業を展開する新潟市西区のハウジングA・Cが新潟地裁から破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、ハウジングA・Cは1993年に創業し、当初から木造建築工事を主体として展開。

事業拡大に合わせてタウンRを2001年9月に設立し、2×4住宅専門の設計施工会社として2017年12月期には売上高1億6644万円を計上していました。

しかし、新型コロナ禍を経て需要減退から業績は下降線を辿り、2020年12月期の売上高は約8800万円となり、累積赤字は肥大。その間、経営の立て直しに取り組んでいたものの、売上低下に歯止めがかからずにいました。

そんな中、設計担当者の死去もあり、受注獲得に支障が出て2025年6ににタウンRの破産開始が決定。ハウジングA・Cも事業継続を断念することになったということです。

負債総額は約3800万円に上っています。

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