今年も残すところ2週間を切りました。新潟市の神社では新年に向けた準備が進められていて、12月19日は“みくじ上げ”と呼ばれる神事が行われました。

【記者リポート】
「神社の神殿の中央には約6万体のおみくじが用意されています。これからみくじ上げが行われます」

19日、新潟市中央区の新潟縣護國神社に集まった22人の巫女が行ったのは、みくじ上げの神事。県内で行うのは、こちらの神社のみだといいます。

【新潟縣護國神社 伊藤豊彦 禰宜】
「良い年でありますようにと皆様願う。その指針となるものの一つにみくじがあるが、良い運気が皆様に宿りますようにと願い、みくじ上げ神事を行っている」

巫女が囲む約6万体のおみくじに鈴を鳴らし、福を授けると…

【巫女】
「上げましょ、運気を上げましょ」

参拝者に前向きな気持ちになってほしいという願いを込め、おみくじが巫女の手によって3回宙を舞いました。

このおみくじは大晦日から引くことができます。

【新潟縣護國神社 伊藤豊彦 禰宜】
「(来年はウマのように)素早く、天高く駆け上がるような年にしていただきたい。良い年になりますようにと願いを込めながら(おみくじを)引いていただければありがたい」

新潟縣護國神社では、正月三が日で約15万人の参拝者を見込んでいます。

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