3月18日の営業運転再開を目指す柏崎刈羽原発の6号機について、東京電力は3月5日の会見で「作業は大きなトラブルなく進んでいる」との認識を示しました。

3月3日、発電出力が最大の135万6000キロワットに達し、営業運転時と同じフル稼働状態に入った柏崎刈羽原発6号機。



東京電力は今後、出力を維持したまま、発電機や原子炉など各設備の状態を確認し、異常がなければ3月18日に最終検査となる“総合負荷性能検査”に移ります。

【柏崎刈羽原発 伊能政雄 第二運転管理部長】
「半数近くは若い運転員で、運転を経験したことがない中での起動だったが、大きなトラブルもなく進むことができた」

最終検査は約5時間にわたり行われ、原子炉内の圧力や蒸気の流量などのデータを過去の営業運転をしていたときの数値と比較。

プラント全体が正常に機能できていることが確認できた場合、その日のうちに14年ぶりとなる営業運転に移行することになります。一方…

【原子力規制委員会 山中伸介 委員長】
「追加検査の中では、やはり文書管理に関する、どうしてそういうことが個人的に行われたのかについての原因究明と是正措置について、しっかり調べてほしいと思っている」

柏崎刈羽原発をめぐっては、テロ対策に関わる社員が秘密情報を含む文書を不適切に管理していた問題について、原子力規制委員会が3月4日、追加検査の実施を決定。

6号機の営業運転開始に影響はありませんが、東京電力に向けられる視線は厳しいものとなっています。

【柏崎刈羽原発 伊能政雄 第二運転管理部長】
「安全最優先で、今一度引き締めて、無事、営業運転ができるようにしていきたい」

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