全ての規範に対抗する『TISSUE Magazine』編集長に聞く、この時代に“紙”雑誌を作る理由

2011年に創刊し、4年間で5冊を発行したのち、ウェブマガジンなどの形態で活動していたドイツ・ハンブルグ発のマガジン「TISSUE Magazine」(ティッシュマガジン)。紙のマガジン作りを離れた5年間を経て、2019年12月に第6号にあたる「№666FFF」をリリースした。紙媒体の売れ行きが低迷して久しい昨今に、なぜそのような決断をしたのか。そして苦労をかけて制作したマガジンを通して、何を伝えたいのか。ベルリンやアムステルダム、キエフなどのヨーロッパの都市に先駆け、東京で同号のローンチパーティを開くにあたって来日していた、編集長兼クリエイティブディレクターのUwe Bermeitinger(ウベ・バーマイティンガー, 以下ウベ)をNEUT Magazineは直撃した。

全ての規範に対抗する『TISSUE Magazine』編集長に聞く、この時代に“紙”雑誌を作る理由
Uwe Bermeitinger

全ての規範に対抗するマガジンTISSUE Magazine

編集長兼クリエイティブディレクターを務めるウベは、自由人で温かい心を持ち、多くの人から愛される素質を持つ人物という印象だった。そんな彼が「それぞれのページが宝物」だと話すのがTISSUE Magazine。「EVERYTHING SEXY(私たちは、全てのものをセクシーに見せている。だがそもそも全てのものはセクシーである)」を掲げていたこともあり、セクシーをはじめとする“全ての規範を壊す存在”として知られている。誌面に掲載されている人物写真には、マスメディアでは編集されるような傷跡や肌荒れ、体毛がそのまま写っていることも少なくない。また、既存のグラビアがしているような、男性的な視点で女性を「もの」のように扱うことへのアンチの姿勢がうかがえる。ビジュアル面では一般的にそう見られないものー例えば建築物や植物を“セクシー”に撮影し、生と死、鬱、セクシュアリティなど、人間のより深い部分や影に迫り、社会や環境などのトピックにも目を向けている。「生」を考えるうえで「死」はなくてはならないし、僕や他の友達は鬱のような問題を抱えていて、こういうトピックは誰にとっても身近なものなんじゃないかと思った。マガジンのタイトルにある「TISSUE」の意味は、人々がまず想像するであろう、鼻をかむことが主な用途のティッシュと、細胞の集まりの意である生物学用語のtissueの両方だ。複数の意味を持つ単語を使った言葉遊びだと彼は笑う。


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