2020年5月。コロナによる緊急事態宣言は月末まで延長され、仕事がない日は外出自粛をしている人がほとんどだろう。
今回のテーマは「ゴミ」。
いうまでもなく地球上の資源は限られている。だが現代の日本でそれを感じることは少ないかもしれない。日々便利さを優先して無駄なゴミを出してしまうこともあるのではないだろうか。何を誰が「ゴミ」と定義するのか。ゴミを出さない生き方はあるのか。ゴミとなったものを“生き返らせること”はできないのか。今回は、いろいろな角度から「ゴミ」に焦点を当てた記事をまとめた。
新しい服を作る必要があるのか?
特集:WASTED LOVE(2019年5月)古着のほか、一点物のリメイクを主に扱うファッションレーベル「432」のn2kとTIAへのインタビュー。「新しい服を作る必要があるのか?」という疑問に正面から向き合う2人は、「今あるものをかけ合わせて新しい価値を生み出す」。
そもそもゴミが出ない生活はできるのか?
「子どもにはものではなく体験を与える」。ある母親が提唱し、世界的ムーブメントとなった“ゴミゼロ生活”(2018年1月26日)
本記事では、世界10各国以上で翻訳されたベストセラー、『ゼロ・ウェイスト・ホーム ーゴミを出さないシンプルな暮らし』をご紹介。筆者のベアさん一家は、「5Rのルール」に従い、劇的にゴミの量を減らしていったという。
記事▼http://neutmagazine.com/Zero-Waste-Homeアップサイクルの先駆け!
「今と正反対であるべき」フライターグ創業者が語る、これからのブランドの姿(2020年1月10日)
捨てられる運命にあるトラックの幌(ほろ)を再利用し、デザイン性の高いスタイリッシュなメッセンジャーバックを一つ一つ手作りし続けてきたスイスのバッグブランド、FREITAG(フライターグ)の創業者へのインタビュー。未来のブランドのあり方を教えてくれた。
記事▼http://neutmagazine.com/interview-markus-freitag-2019ゴミをアートへ昇華
ビーサンをアートへ昇華。ナイロビの無職の人々が20年かけて築き上げた、「ゴミ」を「お金」にする方法(2017年7月28日)
アフリカの東に位置するケニア共和制国家のナイロビで、ゴミをアートに昇格させるだけでなく、地域への雇用を生んだのが「Ocean Sole(オーシャンソール)」。きっかけは観光客が捨てた、「ビーチサンダル」だったという。
記事▼http://neutmagazine.com/ocean-sole子どもたちへゴミについて教育
80%は埋立地か海か焼却炉へ。平均寿命約6ヶ月の「プラスチックおもちゃ」を“家具”へアップサイクルする起業家が描く社会|GOOD GOODS CATALOG #027(2018年10月7日)

いらなくなったおもちゃをリサイクルして生成したプラスチックからイスやテーブル、ランプ、コンテナを作り出すのがベルギーのブランド「ecoBirdy」。エコフレンドリーなプロダクトの販売でだけでなく、彼らは教育的な活動もプロジェクトの中に組み込んでいる。学校に訪問し、より多くのおもちゃの寄付を集めるとともに、プラスチックの有害性、リサイクルの意義について大きな絵本を使って子どもたちに広める活動をしている。
記事▼http://neutmagazine.com/good-goods-catalogue-27買い物の常識を覆す
スウェーデンで誕生。
環境大国のイメージが強いスウェーデンならではのショッピングモールが、ストックホルムの北に位置するReTuna Återbruksgalleria(レトゥーナ・ーテルブルクスギャレリーア)。2015年の8月にオープンしたこのモール、なんと商品が100%リサイクル、アップサイクルまたは修理されたもの。市やNPO、そして地元のお店などが協力して仕掛けるこのモールは「買い物の常識を覆す」ことが目的だそうだ。
記事▼http://neutmagazine.com/retuna-aterbruksgalleria-sweden