こんにちは、ベイン理紗です。この連載「FEEL FARM FIELD」では東京で活動をしている私が山梨に畑をもつ中で出会う人についてや発見を綴っていきます。
「また梅雨明けに~!」と前回の連載記事を締めくくりましたが、果たして梅雨があったのか…?といいたくなるようなスピードで気候は変わり、とんでもない猛暑がやってきました。この記事を読む際も、室内との寒暖差、熱中症、くれぐれも気をつけてくださいね!そんなこんなで今回は前編で#003で植えた野菜の収穫の話と、それをみんなに配ったときの話をします。そして後編では畑を貸してくれている養鶏場ROOSTER-HENHOUSEへのインタビュー。
生かし、生かされるために必要なバランスはどこの生物界にも、もちろん人間界にも存在する
さてさて、前回植えたタネたちがどうなっていたかというと…。
葉大根、ブロッコリー、アップルミントがすくすくと育っていました!連載 #002 前編で書いた通り以前はほとんどの野菜がうまく育たなくて悲しかったから、とっても嬉しくてずっと眺めておどおどしてた。今回、去年うまくいかなかった耕作とは大きく異なる点が2つある。それが、実際に野菜が育つ土の中(私は土界って呼んでます)の状態と、種自体に加工があるかどうか。人間が足りない栄養素をサプリで補給することで健康を保とうとするのと同じように、今回は農薬や加工土が混ざった環境で野菜を育てたおかげで成功した部分もあります。その細かな栽培方法の違いや、それぞれのメリットデメリットは過去の連載で話したりしているので、読んでみてください!
その中でも葉大根を大量に植えられるだけ植えたこともあって、こんなにたくさん育った。
八ヶ岳を背にしながら、青空の下で葉大根をどんどん抜いていく。
本当の意味での産地直送をして、初めまして、久しぶり、Hello!ができた
採って、採って、採って…また採って…おおよそ40本採れた。本当に嬉しい!収穫しているうちに量の多さに気付き(今更)、どうしようか~と話していた時、ゲリラでみんなにプレゼントしようと決めてInstagramで葉大根を受け取ってくれる人がいないか声をかけてみた。山梨でお世話になっている人や友人の分を除いて、東京で25本分の葉大根を受け取ってもらうべく、包んで、移動して、まさにこれが産地直送だ!とワクワクしながら準備を速攻で始めました。収穫したものの中には途中で実が割れてしまっているものや、大量に植えたことで絡まり合って育ったものなど、いわゆる規格外になるものがありました。それらは畑の隣で飼われているヤギと、猪に食べてもらうことに。ヤギも猪もありがとう!!!ここで気になるのが、規格外と言われる、お客さんに出せない野菜の行方。以前手伝わせてもらった農家さんに規格外になってお客さんに届けられない野菜はどこにいくのか聞いたら、コンポストして肥料にしたり、自分達の家庭料理になったり、飼っているペットや家畜のご飯にしたり、基本的に無駄にはしないし、ならないと聞いたのを思い出した。
左と中央の写真は、オープンしたばかりの「MAZ」というレストランで料理人として働くSousuke Setoさんの料理。現在は日本国内にあるレストランで料理を振る舞いながら海外へ行くべく準備をしているそう。昨年、蓮根にある「PLANT」というお店で彼のコース料理をいただいたことがあった。日本の素材や草木を使った絶妙な創作料理で、とっても美味しかったし、今回もあの葉大根がこんなにも姿を変えてしまうなんて、料理人という職人は本当にすごい…!彼の料理を一度食べてみて欲しい。右の写真は、食を中心に展開するカルチャーマガジンMCNAI MAGAZINEのメンバーで写真家のRinさん。彼は葉大根を機に初めましてしたうちの1人。お互い夏にフランスを訪れることやお互い写真を学んでいることもあり、葉大根をあいだにして会話が弾んでた。後日超絶美味しそうなグリル焼きにして食べてくれました。ありがとう!こうやって見ると、面白い流れで誰かの一部になっていく葉大根、すごいなと思う。少し話を戻して…これまでの連載で出てきた畑とは別に、今回葉大根を育てた畑の場所を貸してくださってるのが、北杜市にある「ROOSTER HENHOUSE」という養鶏場と、「鶏は泥から」というキャンプ場。
後編では養鶏場「ROOSTER HENHOUSE」と「鶏は泥から」について綴りながら、東京から地方へ移住することや農に関わっていく上で生まれる社会への関心についても、触れていきたいと思います。
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