60年以上にわたり、ジミ・ヘンドリックスからオアシス、カート・コバーンまで、数え切れない音楽アイコンたちの背後で鳴り響いてきた黒いアンプ、Marshall。ロックの象徴として鳴り響いてきたこのブランドが、時代とともに進化を遂げ、いまはアーティスト支援やカルチャープラットフォームの構築にも力を注いでいる。
オープニングイベント(8月14日~16日)には、イギリスのロックバンド The Molotovs、東京拠点のGLIIICO、タイを代表するラッパー Réjizz、復活を遂げた伝説的バンド Pru が出演。さらにOKAMOTO’SのオカモトレイジがDJとして登場し、フロアを熱狂で包んだ。
ライブと並行して、シンガポールを拠点とする先駆的なスニーカーカスタマイザーでありアーティスト「MARK SBTG」によるMarshallのヘッドフォンのカスタムワークショップや、バンコクのストリートやアート、音楽コミュニティに根ざし、カルチャーシーンを象徴する存在であるストリートウェアブランド「MELODY MANSION」によるシルクスクリーンが開催され、館内はまさに“音楽と文化の交差点”としての賑わいを見せた。
音楽とカルチャーをつなぐ拠点から、アジアの才能を世界へ
今回NEUT編集部は「Marshall Livehouse」のお披露目の現場に参加し、Marshall GroupのNick Street(CMO)、Steve Tannett(Director, Music Platforms)、そして現地のカルチャーをけん引するHataichanok “Pan” Uttaburanont(Head of Music & Culture)に話を聞いた。
Nickはこう語る。「Marshallは創立から60年以上、常にミュージシャンの声に耳を傾けてきました。タイには10年以上拠点を置き、ローカルコミュニティと対話するなかで、“安全でアクセスしやすく、地元の才能を発信できる場”が必要だと感じていました。音楽が盛んでコミュニティも強いバンコクでLivehouseを開くのは自然な選択でした」
Panも加える。「タイの魅力は常に新しい音を受け入れるオープンさ。ヨーロッパやアメリカの音楽だけでなく、アジアのサウンドも自然に受け入れられる。
Marshall Livehouse Bangkokは単なる会場ではなく、クリエイティブな拠点を志向している。Steveはこう説明する。「リハーサルから展示、ライブまでワンストップでできる場所。例えばここでリハをして、そのまま1階のステージで披露する。そんな自由な循環を生みたいです」
その象徴的な動きが、バンコク出身のラッパー Réjizzとの契約発表だ。彼はMarshallレーベルと契約した初のタイ人アーティストとなり、アジアの才能を世界へ広げる重要な一歩を踏み出した。
Marshallはすでに欧州外でも積極的にアーティスト契約を進め、ギアやスタジオを通じて新しい才能をサポートしている。今回のバンコク拠点は、その流れをさらに加速させる存在となる。
Marshallが描く、音楽とカルチャーの未来
オープニングの夜、チャルーン・クルンの街にあふれた観客は、Marshall Livehouseの真髄を肌で感じ取った。ライブフロアは汗と熱気に包まれ、ワークショップではクリエイター同士の交流が生まれる。そこにあったのは「ブランドの施設」以上の空気感、まさに“カルチャーのハブ”としての胎動だった。
Marshall Group代表 Jeremy de Maillard はこう語る。
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