プロ野球大好きな大井川鉄朗が様々な観点から独断と偏見で勝手にベストナインを選んでみるというこの企画。今回は「2024年大ブレイクした選手」ベストナイン。
シーズンも終了した2024年のプロ野球界。終わってみれば今年も予想以上の活躍でファンを沸かせたブレイク選手たちが多く生まれた。今回は来年も要チェックなスター候補たちでベストナインを組んでみる。
投手:古田島成龍(オリックス・バファローズ)
投手は個人的にパ・リーグ新人王筆頭候補と感じているオリックスの古田島投手。日本通運から2023年のドラフト6位で入団し、今年がルーキーイヤーだったが、50試合に登板し、防御率はなんと0.79。他の先輩投手たちを見渡しても古田島投手以上の成績を残している選手はいないほど、とてつもなく素晴らしい成績。西武・武内投手も素晴らしいが……ここは古田島投手で!!!
2024年成績 50試合 2勝1敗24ホールド 防御率0.79
捕手:田宮裕涼(北海道日本ハムファイターズ)
捕手はファイターズから6年目の田宮捕手を選出。2023年終盤に突如として1軍で輝きを放つと、その勢いそのままに2024年も開幕スタメンマスクを掴み取った。後半戦は疲労からか打撃成績は落ち込んだものの、3~6月に限れば打率.316と大活躍。盗塁を指しまくる強肩は「ゆあびーむ」としてファンの間にも定着。また俊足も生かし、1984年の大宮龍男さん以来となる40年振りとなる捕手登録として2ケタ盗塁も達成した。
2024年成績 109試合 打率.277 3本塁打 30打点 10盗塁
一塁手:野村大樹(埼玉西武ライオンズ)
若干人選に苦労した一塁は、今季途中にトレードでホークスからライオンズにトレード移籍をしてきた野村選手。
自己最多の57試合、5本塁打、22打点とあと一歩欲しい成績だが、移籍後からはしっかりと出場機会を得られるようになった。来年は最低限でも今季の倍になるような数字が期待される。
2024年成績 57試合 打率.225 5本塁打 22打点
二塁手:田中幹也(中日ドラゴンズ)
二塁手は今季2年目の田中幹也選手。怪我で棒に振ってしまった昨季を取り返すかのように全試合出場を続けた細川選手に次ぐ出場数を重ねた。1軍完走目前の9月に足首のねんざのため今季初の2軍降格となってしまったが、最終的には112試合に出場。攻撃ではつなぎ役、守備では堅実にチームに貢献。来季以降も二塁のレギュラーとして出場を続けたい。
2024年成績 112試合 打率.224 2本塁打 23打点
三塁手:郡司裕也(北海道日本ハムファイターズ)
三塁手は今年が移籍2年目の郡司選手。本職は捕手だが、三塁手としての出場が多かったので選出。開幕から三塁手としてスタメン出場を続け、本塁打の打球でブルペンのカメラを破壊するなど、プレー以外でも印象に残る出来事があったシーズンに。昨季は3本だった本塁打も12本と激増。ファイターズ躍進の大きな原動力となった。
2024年成績 127試合 打率.256 12本塁打 49打点
遊撃手:矢野雅哉(広島東洋カープ)
ショートはファイターズの水野選手!と言いたいところだが……さすがにこの選手は無視できない。カープで大ブレイクを果たした矢野選手だ。4年目の今季は初の規定打席に到達し、打率.260をマークし、打撃部門はすべてキャリアハイを更新。そして最大の武器は守備。メジャー超え、忍者守備と言われるほど広い守備範囲で、何本もヒット性の当たりをアウトにしてきた。今後何年にも渡ってゴールデングラブ賞を独占しそうな気配がある!
2024年成績 137試合 打率.260 2本塁打 38打点
外野手:正木智也(福岡ソフトバンクホークス)
外野手1人目はホークスの正木選手。昨季はヒット1本、打率.038という屈辱的な数字に終わってしまったものの、柳田選手の故障で空いた穴を埋めるように、7月中旬からライトとして定着。個人成績も大幅アップ、チームは4年ぶりのリーグ優勝と充実した1年となった。
2024年成績 80試合 打率.270 7本塁打 29打点
外野手:梶原昂希(横浜DeNAベイスターズ)
外野手2人目は横浜・梶原選手。オフにホークス・柳田選手と自主トレを行った“ハマのギータ”。プロ3年目の今季は開幕スタメンを勝ち取り、試合出場を重ねた。8月にはチームトップの月間打率.360をマーク。
8月10日には1試合5安打を放つなど、Aクラス入りに大きく貢献する活躍を見せた。日本シリーズでもマルチ安打を放つなど、大ブレイクの1年となった。
2024年成績 91試合 打率.292 4本塁打 30打点 16盗塁
外野手:水谷瞬(北海道日本ハムファイターズ)
2023年と2024年でこれほどまでに状況が変化した選手がいるだろうか。外野手最後は現役ドラフトでホークスからファイターズに移籍した水谷選手。身体能力の高さには定評があったが、2023年はホークスの三・四軍としてファームの非公式の試合に多く出場。それがファイターズに移籍すると、2度目の一軍昇格となった5月から打棒が爆発。交流戦史上最高打率.438を記録し、野手としては球団初となる交流戦MVPを獲得。オールスター戦にも出場した。今年は誤審の影響もあって2ケタに届かず、9本塁打。来季は自身初の2ケタ本塁打を放ってチームを優勝に導きたい。
2024年成績 97試合 打率.287 9本塁打 39打点
今年大きな飛躍を遂げた選手たち。来年以降も輝いて、球界を代表するスター選手になってもらいたい!!!
(Written by 大井川鉄朗)
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更新:2024-09-10 14:44
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