間もなくキャンプインを控えたプロ野球。2025年シーズンはセパ共に3月28日に開幕戦が行われる。
セ・リーグの開幕戦は23年シーズンの上位3球団の本拠地で行われるが、同年首位の阪神が開催球場の都合により辞退したため、同年4位の巨人が開幕戦主催となる。対戦カードは広島対阪神(マツダスタジアム)、DeNA対中日(横浜スタジアム)、巨人対ヤクルト(東京ドーム)。

パ・リーグは22年シーズンの上位3球団が主催。対戦カードはオリックス対楽天(京セラドーム)、ソフトバンク対ロッテ(みずほPayPayドーム)、西武対日本ハム(ベルーナドーム)となっている。

開幕戦は選手にもファンにもなんとも言えない緊張感がある試合だが、この開幕戦で達成されるかもしれないメモリアル記録がある。

平野佳寿(オリックスバファローズ)/通算250セーブ(あと1セーブ)
オリックスのベテラン・平野佳寿投手。日米通算では現在通算257セーブとなっているが、日本通算では249セーブ。開幕戦、セーブシチュエーションで9回のマウンドに立って試合を締めることができれば、開幕戦での250セーブ達成と、大記録に花を添えることができる。2024年シーズンは12試合で7セーブと不本意なシーズンに。3月に41歳を迎えるチーム最年長の大ベテランは、まず守護神の座をしっかりと取り返したい。


山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)/通算300本塁打(あと1本)
あと1本で300本塁打に迫っているヤクルト・山田哲人内野手。実は開幕戦での達成は難しいだろうが、通算200盗塁もあと5盗塁と迫っている。
通算300本塁打、通算200盗塁を達成すれば球団初、球界でも5人しか成し遂げていない大記録だ。まずは開幕戦でメモリアルな花火を打ち上げられるか期待がかかる。


岩崎優(阪神タイガース)/通算150ホールド(あと1)
新生藤川タイガースの守護神として活躍が期待されている岩崎優投手は、現在149ホールドとあと1ホールドで通算150ホールド達成となる。他の選手たちに比べ、かなり現実的に開幕戦での達成が可能と思われるが、岩崎投手はおそらくクローザーとして起用されると思われる。セーブがつくとホールドは記録されないため、逆にしばらく足踏みしてしまいそうな予感もある。


以上が現実的に開幕戦でのメモリアル記録を達成しそうな選手たちだ。

他には横浜・牧秀悟内野手の通算100本塁打(あと2本)、広島・秋山翔吾外野手の通算300二塁打(あと3本)、ソフトバンクは近藤健介外野手、今宮建太内野手がそれぞれ通算100本塁打にあと3本、2本と迫っている。いずれも開幕戦にスタメン出場すれば打席数的には達成可能だが、かなりハードルは高くなっている。

2025年はどんな記録が生まれるシーズンになるのか、今から楽しみだ!!!

(Written by 大井川鉄朗)




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