日本のみならず、いまや世界中に店舗がある「無印良品」は、国によって、日本未発売の商品を販売する。今回はその「韓国編」をお届けしたい。


まず、韓国の伝統菓子「ヤックァ」の詰め合わせ袋。ヤックァは漢字にすると「薬菓」で、小麦粉にはちみつやお酒などを混ぜた記事を油で揚げ、甘い蜜で浸したお菓子。しっとり食感と歯ごたえで、かつては韓国の宮廷料理だった。今も、先祖供養のお供えに用いられたり、日常のおやつとして食べられていたりする。


続いて、韓国のビーフジャーキー「ユクポ」も見つけた。アメリカ産よりやわらかく、中国産よりもモチモチ食感と言われる。噛めば噛むほど香ばしくも甘くて適度な塩味が効いているという。タンパク質方法、脂肪も少ない健康食でもある。

ただ気を付けたいのは、ジャーキーは日本へ持ち帰ることができないこと。現地で買ったら、現地で消費すること。


韓国のおこげ「ヌルンジ」もある。米を炊いた時にできるおこげのことを指し、そのまま食べたり、おかゆで食べたりするのが一般的。
キムチ味があるのも韓国らしい。


手作りキットが多いのも無印良品ならではだが、韓国では「ソンピョン」(松餅)がある。韓国人のおやつであり、祭りなどで並ぶ餅としてもおなじみ。よもぎや五味子など天然素材の材料で、カラフルさで見た目も楽しい。

ほかに、山菜の炊き込みご飯、蟹ほぐしの炊き込みご飯などのキットもある。炊飯器にお米をセットし、キットを入れてあとは炊くだけで、自宅で韓国料理が簡単に堪能できる。


さらに、韓国ならではのおかゆや、江原道の郷土料理でそば粉の麵料理「マッグクス」などもある。韓国の地方料理があるのも、韓国料理通としてはうれしくなる。


ほかにも、韓国料理でおなじみの牛肉入りわかめスープや、缶入りキムチなどもあった。日本へ持ち帰れるものはお土産にもなりそうだ。

世界各国で無印良品へ行き、現地ならではの商品がないかをチェックするが、韓国は最も多く、続いて台湾も多い。一方で、現地限定がほとんどなくて日本で売られている商品をそのまま(日本よりはるかに高値で)販売する国もあるなどバラツキも。
海外旅行で、世界各国の無印良品めぐりもおすすめだ。

(Written by AS)
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