韓国で2020年7月オープンした「国立航空博物館」は、首都ソウルの金浦空港そばという便利な立地にある。2025年1月、初めて足を運んでみた。


金浦空港の国内線ターミナルから徒歩5分ほど。国際線ターミナルからだと、地下道で地下鉄金浦空港駅、国内線ターミナルを通り、徒歩20分はかかる。

入場料は無料で、館内のアトラクションのそれぞれ有料となっている。1階から4階まであり、エレベーターやエスカレーターで昇り降りできる。毎週月曜や祝日などは休館なので注意したい(月曜が祝日だと開館、翌平日に振替休館)


1階は、韓国そして世界における航空の歴史を展示するエリア。大韓航空をはじめとする旅客機、および韓国軍の軍用機などが紹介されていた。世界の歴史では、ライト兄弟やリンドバーグら偉人、飛行機のエンジンなどの実物も。


そして、スロープを登って2階では、韓国軍「ブラックイーグルス」の搭乗体験や操縦観戦体験、客室乗務員の機内訓練体験などができる。体験ごとに料金がかかる。


航空の未来として、現在すでに活躍するドローンや、空飛ぶ飛行機タクシーなども展示されていた。さらに、空港でのチェックインから搭乗ゲート、到着時の手荷物受取や税関などが体験できるエリアも。子どもたちの社会見学を見かけたので、実際の搭乗をここで体験できるのは貴重だと思った。


さらに、航空に関する特別展、航空図書館、子ども向け空港体験ルームなども。コンビニや休憩スペースもあり、入場時は営業していなかったがレストランやカフェもあるらしい。最上階にもカフェと、金浦空港の滑走路に離着陸する航空機を眺めることができる野外展望台もある(強風時など立入不可)


館内の案内パネルは日本語を含む4か国語対応で、無料配布のパンフレットには日本語もあった。金浦空港から仁川空港へ行くのも直通の列車などもあって便利なので、もし興味があれば立ち寄ってみてはいかがだろうか。



韓国国立航空博物館
https://www.aviation.or.kr/(韓国語・英語)

(Written by A. Shikama)



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