北海道・帯広は、観光で人気が高い十勝エリアの玄関口に位置する都市。東京・羽田との直行便が運航されている「とかち帯広空港」もある。
その帯広のご当地グルメといえば「豚丼」だ。帯広市とその周辺には、豚丼が味わえる店がいくつかある。その中で最も人気なのが「ぶた丼のとん田」と聞き、足を運んだ。
「ぶた丼のとん田」は、地元の人々と観光客にも人気。行楽シーズンには、店の前に大行列ができるという。
この日は閑散期もあり、夕方に訪れると行列ゼロで、すぐ入店できた。
メニューは、ぶた丼のみ。「ロース・バラ」「ロース」「バラ」「ヒレ」とあり、少なめの子ぶた丼(子豚の肉を使っているわけではない)もあった。スライスオニオンをトッピングすると、さらにおいしいとも。「ロース・バラ」以外はすべて税込1000円以下と、良心的な価格である。
今回はあまりお腹が空いてなかったのもあって、子ぶだ丼(880円)を注文。
子ぶた丼は、ロース2枚とバラ6枚が付く。
イートインだと、みそ汁とみそ汁付き。たれが別で追加できる仕様だった。
食べてみた感想は「肉がとてもジューシーでやわらかい」「肉に油っぽさもなくて味わい深い」「たれの味付けが絶妙」など、つまり、とても美味しかった。遠方からはるばる食べに来てよかったと、心から思った。
地元の人に聞くところ、「いろいろ食べ歩いても結局、ぶた丼のとん田に戻る」とのこと。
平日17時過ぎは空いていて、テーブル席も座敷席もあり、子どもがいても過ごしやすそうだった。カウンター席もあって、自分を含め「おひとりさま」も多かった。店がリニューアルして広くなり、利用しやすくなったとのこと。
なお、支払いは「現金」のみだった。
同じ店内に「とかちチャーム」というテイクアウト店もある。ここで豚丼のテイクアウトもでき、ソフトクリームなどは食後のデザートに最適。合わせておすすめだ。
帯広の豚丼専門店 ぶた丼のとん田
https://butadonnotonta.com/
(Written by AS)
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