アメリカ・メジャーリーグ、ドジャースに所属する大谷翔平投手が、現地時間6月16日の本拠地パドレス戦で先発登板。1イニングのオープナーとして起用され、投打で同時出場。
エンゼルス時代の2023年8月23日のレッズ戦以来、約1年10カ月、663日ぶりのマウンドとなった。予定の1回28球を投げ、2安打1失点の力投。無事に投げ切り、最速161キロだった。

投打に異次元の活躍をしている大谷翔平。今回ドジャース移籍後初登板となったが、投手として登板しただけで様々な記録を樹立した。

まずドジャースの球団記録。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、「少なくとも1試合先発した投手における最多本塁打数記録」はこれまでドン・ドライスデール(投手)の29本塁打だったが、大谷が登板したことにより、79本の球団新記録を達成。従来の記録を一気に50も上回った。

MLB公式によると、先発投手かつ1番打者として出場するナ・リーグの選手として3人目で(1900年にジム・ジョーンズ、1953年にアルビン・ダークが記録)、実に72年振り3人目の快挙。

さらに米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」によれば、
「大谷は2025年最初の登板となり、それをMLBで3番目に多い打席数で迎えた。近代において、シーズン初登板日を、打席数リーグ6位以上で迎えた選手はいない。(アルビン・ダークが1953年に6位)」と紹介した。

出てくる選手が古すぎて、細かい成績やどのような経緯で登板することになったのか不明だがとにかく比較対象がメジャーリーグ黎明期に活躍した偉人のような選手たちばかり。こうなってくると達成しそうな記録を探す方も大変そうだ……


(Written by 大井川鉄朗)



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