女優・中谷美紀が主演を務めるショートドラマ『NIGHT OF AURA』が、2025年8月7日より日産自動車の公式YouTubeおよび特設サイトで公開された。本作はプレミアムコンパクトカー「日産オーラ」の車内を舞台に、3話構成で展開される“上質な会話劇”。
脚本は、ドラマ『半沢直樹』の金沢知樹、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の吉田恵里香、お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりという豪華な顔ぶれが担当している。


○クルマの中が“舞台”に——静けさが紡ぐ感情のドラマ
『NIGHT OF AURA』は、クルマの「上質な走り」「上質な音」「上質なインテリア」といったプロダクトの魅力を、“感情の器”としてのドラマに昇華した意欲作。3人の脚本家がそれぞれの視点から、「オーラ」という空間がもたらす“上質な時間”を描き出している。


第一夜「それは何色の嘘ですか?」では、長年連れ添ったカップルの何気ない会話の中に、人生の選択や感情の揺らぎがにじむ。金沢知樹が手がける緻密な心理描写が、オーラの静かな車内に溶け込んでいく。

続く第二夜「困ったちゃん枠」では、吉田恵里香が姉妹のささやかな時間を優しい音とともに描く。クラシック音楽が流れる中、BOSEサウンドシステムの繊細な音響が、感情の襞をそっとなぞる。

第三夜「3メートルの猫」では、水川かたまりらしいユーモアと詩的なセリフ回しが印象的。初対面の2人がオーラのシートに身を委ねながら、少しずつ距離を縮めていくという。


○中谷美紀「3本とも共感の連続でした」
主演の中谷美紀は「どの物語も共感できるテーマばかりで、感情移入せずにはいられませんでした」と語る。大人の男女の恋愛模様が描かれた第一夜については、「安定した静かな走りは、男女が協調する穏やかな家庭を想像させ、新たな人生へと走り出した二人を優しく包み込みます」とコメント。脚本家の金沢知樹さんについては、「年齢を重ねた者同士の、真実を語ることへの恐れが緻密に表現されています」と語り、本作が多彩な感情の機微を体現していることが分かる。

○ドラマが伝える“スペックを超えた体験”
『NIGHT OF AURA』は、単なるプロモーションコンテンツを超え、「クルマのある生活が、どんな感情を育むか」に踏み込んでいる。ユーザー体験を“ドラマ”というかたちで可視化するこの取り組みは、視聴者の記憶と感情に深く残るアプローチを実現しているのではないだろうか。

第一夜はすでに公開中。第二夜・第三夜は今後順次公開される予定だ。


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