「国民休暇村」をご存じだろうか。国立公園や国定公園など、景色や環境が良い場所に滞在型の休暇が楽しめるよう設置されたレクリエーション兼保養施設である。
1962年に滋賀・近江八幡や鳥取・大山など開業して以降、2025年現在、“休暇村”として全国35施設ある。宿泊施設のほか、プールやテニスコートなどもあり、「子どもの頃に家族で泊まった」という人もいるだろう。

その中の1つ、香川県の「休暇村讃岐五色台」は、1968年に開業。そして、2025年3月27日、以前の国民休暇村の持つイメージからガラリと変わるリゾートホテルへとリニューアルオープンした。


休暇村讃岐五色台は、讃岐平野と瀬戸大橋を一望する高台に建つ。新設された「水鏡のテラス」は、瀬戸内海に突き出すように約400㎡のテラスが配置され、近くにある名所「父母ヶ浜」をモチーフとした水盤が特徴だ。思わず写真を撮ってSNSに発信したくなる。

(画像提供:休暇村讃岐五色台)
特別な客室として「プレミアム和洋室 瀬戸内テラス」が新たに誕生。2部屋のみで、約100㎡の広々とした客室またはテラスと客室から半露天風呂に出入りでき、1人用サウナも設置されている。


さらに、客室にミニキッチンと洗濯機も完備。讃岐平野の夜景、瀬戸内海に沈む夕陽を眺めつつ、まるで別荘で過ごすかのような滞在が満喫できる。


通常の客室もリニューアルされ、リゾートホテル仕様に。
日本海・西川の寝具、飛騨高山・柏木工や山形・天童木工の家具など、自然な配色を基調とした落ち着いた雰囲気。以前の国民休暇村だった頃のイメージとがらりと変わった。


また、ロビーラウンジも改装し、大きなガラス窓があるロングカウンターから瀬戸内の多島美が眺められるほか、ソファなどにもこだわって寛げる空間に。ウェルカムドリンクに「出汁」があるのもポイントとのこと。さらに、絶景の露天風呂、瀬戸内海を眺めながら味わうダイニングなどもリニューアルされた。

プチ贅沢なリゾート気分が味わえる休暇村讃岐五色台。四国、香川旅行で今話題の宿泊施設に滞在してみてはいかがだろうか。


休暇村讃岐五色台
https://www.qkamura.or.jp/goshiki/

(Written by A. Shikama)




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