大阪・関西万博は、閉幕まで残り1ヶ月弱。10月13日の閉幕までに「駆け込み」で行こうと、入場者数は日に日に増え、その入場予約の「枠」を取るのすら困難な状況になってきた。会場内は当然のことながら、人・人・人で大混雑。それでも少しでも楽しむ方法を、万博を15回以上訪れた筆者が伝授する。


できれば「9時」予約、無理なら潔く昼過ぎから行く
万博の入場は「9時」「10時」「11時」「12時」「17時」の5つの時間帯で予約できる。特に、9時は人気が高く、今では「満員」表示。その入場枠が空く可能性もゼロではないが、ずっとパソコンやアプリに張り付くなどしても取れるかは正直かなり難しい。

入場するゲートも保安検査があって行列で、すぐに入れるとは限らず、1時間以上待つことも。それならば、13時ごろから15時半ごろまでに行くのも手だ。この時間帯はまだ空いていて、ほぼ待つことなく入場でき、夜遅くまでしっかり楽しむプランがおすすめ。ただし、夜パスの入場が始まる16時までに必ず入場すること。


パビリオンの「7日前抽選」「3日前先着」「当日登録」のコツ
パビリオンには事前に入場予約できるところがある。特に「7日前抽選」は先着でなく、申し込むだけ。なかなか当たらないが、当たることももちろんあり、申し込むに越したことはない。

「3日前先着」では、抽選で余ったパビリオンの予約枠を、来場日3日前の0時に先着で申し込める。ただ、その0時にアクセスが集中し、あっという間にその枠はなくなる。もし挑戦するなら、23時前から万博のチケットサイトにログインし、ログアウトされないようにしておき、0時ちょうどにクリックする。


また、当日に予約できるパビリオンもある。これは朝だと9時直後に入場した人が有利で、早々になくなる。その後も、昼や夕方に予約枠を開放するパビリオンもいくつかあるので、SNSなどで最新情報を調べてみてほしい。

会場内での当日予約もかなりの争奪戦で、スマートフォンのバッテリーが瞬く間になくなる。充電スポットは非常に少ない。大容量のモバイルバッテリーも必需品である。別に当日登録のブースもあるものの、長蛇の列なので注意。

食料はある程度「事前調達」して持参すること
会場内には、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンといった「コンビニ」もあり、しかも価格は通常と同じでありがたい。ただ、そのコンビニすら行列はおろか、並ぶことすらできない「行列規制」となることもあり、入店できない事態が続出している。もし入ることができても、売り切れもあり得る。

万博へ行く前に、おにぎりやサンドイッチといったある程度の食料やお菓子などは持参すること。また、水分補給も欠かせず、水筒やペットボトルもいくらか持参し、足らない分は自動販売機などで補充できる。

なお、会場内のレストランやカフェ、ショップなどは軒並み高い。どうしても味わいたいなら話は別だが、それもかなり混んでいるのを覚悟しておきたい。

人だらけの万博会場で疲れずに楽しむには・・・
パビリオンには、列が進むのが「早い」「遅い」ところがある。その辺の情報も、ネット上にあふれている。
動画を見る

また、行列ばかりのパビリオンへの入場を諦め、「パビリオンの外観や雰囲気を眺めて見て楽しむ」「大屋根リングを歩く」といった楽しみ方もある。夜の花火、水上ショー、ドローンショーなどは観る場所を確保すればよく、遠くからでも見えることも。


さらに、会場の外周を走る電気バスに乗るのも楽しい。1回400円/乗り放題1000円で、徒歩では立ち入りできない大屋根リングの下も走り、しかも車内は冷房が効いていて快適だ。

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/

(Written by A. Shikama)




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