2025年11月14日から12月14日、中東・南アジア地域初のプロ野球リーグ「ベースボールユナイテッド」が初のリーグ戦を開催した。ドバイ、アブダビに加え、南アジアのインドのムンバイ、パキスタンのカラチに拠点を置く4チームでスタート。
いずれも野球では“空白地帯”といえるが、競技の原型とされるクリケットが盛んな地域で、インドのクリケットプロリーグは億単位の年俸を稼ぐスター選手もいる。野球人気に火がつけば、豊富なオイルマネーを武器に、メジャーリーグをも超える最大のマーケットになりうる“世界最大の火薬庫”となっている。

参加4チームのうちのひとつ、ドバイを拠点にするミッドイースト・ファルコンズは、チーム23人中14人が日本人選手。ソフトバンクやメジャーリーグにも在籍した川崎宗則内野手をはじめ、西武や巨人に在籍した中島裕之内野手、元ロッテの福田秀平内野手、元広島の薮田和樹投手、元DeNAの平田真吾投手など元NPB戦士や、現在NPBに所属している若手がオフシーズン中に経験を積むの場として参加している。

このベースボールユナイテッドでは、野球をさらにエンタメ化させるため、独自のルールが設けられている。

・マネーボール打席
攻撃のチームがマネーボール打席を宣言すると、その打席で得られる得点が2倍になる。3ランホームランだと6点、満塁ホームランだと一気に8点が入る。マネーボール打席は1試合につき3回宣言でき、四死球の場合は次打者に繰り越される。

・ファイヤーボール
守備のチームがファイヤーボールを宣言した打席で三振を奪うと、一気に3アウトチェンジとなる。こちらも1試合につき3回まで。

・Dランナー
事前に指定された選手が1試合何度でも代走で出場できるというルール。代走を出された選手は次の打席やイニングで再度出場することができる。
1イニングにつき1回のみだが、走塁のスペシャリストを毎イニング代走で起用することができる。


とかなりユニークなルールで、どんな野球になるのか見てみたいと思った人も多いはず。
ちなみに11月から開催されたシーズンは各チーム9試合のリーグ戦で、日本人が多く所属するミッドイースト・ファルコンズがプレーオフを制して初代チャンピオンになり、プレーオフMVPは川崎宗則内野手が選ばれた。

動画を見る

次のシーズンの情報はまだ発表されていないが、YouTubeなどで試合を視聴できるようなので、日本の野球ファンもぜひ注目してほしいと思う。

(Written by 大井川鉄朗)



Nicheee!の記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース