先日、東京ヤクルトスワローズからポスティングシステムを利用してアメリカ・メジャーリーグへの移籍を目指していた村上宗隆選手の移籍先がシカゴ・ホワイトソックスに決まった。2022年に史上最年少三冠王を達成した若き侍が、いよいよ夢舞台に挑むことになる。

シカゴ・ホワイトソックスの歴史は古く、ア・リーグが創設された1901年に創設。1906年にはカブスとのシカゴ対決となったワールドシリーズを制し、初のワールドチャンピオンに。1917年には2度目のワールドチャンピオンに輝いたが、1919年にワールドシリーズで八百長行為が発覚し、主力選手が永久追放となり弱体化。1950年代まで優勝から遠ざかってしまった。
日本人選手としては村上選手の恩師である高津臣吾氏、井口資仁氏、福留孝介氏が在籍。井口氏が入団した2005年は88年ぶりのワールドチャンピオンに輝いた。このときの様子を覚えている野球ファンも多いはずだ。

直近のポストシーズンの進出は2021年。ここ3年連続で100敗以上を記録しており、2024年シーズンは121敗というメジャーワースト記録を更新してしまった。再建中のチームで、チーム得点数はメジャーワースト2位、チーム防御率もリーグワースト5位。投打どちらも課題があるチームだ。

オールスターに出場し、ゴールデングラブも獲得したアンドリュー・ベニテンディ外野手、ルイス・ロベルト外野手や、今季16本塁打を放ち、村上選手のライバルになりそうな一三塁を守る26歳のミゲル・バルガス内野手など、魅力がある若手選手は多い。
若手の爆発と村神様の活躍がチーム浮上の鍵となりそう。文字通り、シカゴの地で神となれるか注目したい。

ちなみに、元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏はホワイトソックスの熱烈なファン。大統領時代にオールスターの始球式にホワイトソックスのジャンパーを着て登場し、ファンからブーイングを浴びたこともある(大統領は特定のチームを応援したいという暗黙のルールがあるよう)。完全試合を達成したホワイトソックスの選手に電話で祝福のメッセージを送るなどもしていて、村上選手も活躍によってはオバマ元大統領から電話がかかってくるかもしれない。

(Written by 大井川鉄朗)



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