四国といえば、香川県の讃岐うどんというイメージがある。鍋焼きといえば、うどんを真っ先に思い浮かべる人は多いだろう。

しかし、四国の高知県ではご当地グルメ「鍋焼きラーメン」がある。その名の通り、鍋にラーメンが入った料理である。


鍋焼きラーメンの「定義」は以下。「土鍋」での提供に加え、やや酸味あるおしんこの「漬物」も付くのが定番という。

・スープ・・・鶏ガラのしょう油味
・麺・・・歯ごたえある細麺
・具・・・ネギ、ちくわ、生卵

その鍋焼きラーメンを実際に味わってみた。

味は、こってりというよりあっさり。鶏ガラのスープはすっきり飲むことができる。ストレートの細麺は食べやすく、さらに生卵でまろやかな味に調整できるのもいい。何より土鍋なので、ずっと温かいまま味わえる。


鍋焼きラーメンは、高知県須崎市の名物。その発祥は、須崎市内にあった「谷口食堂」(故・谷口兵馬さん)で、戦後まもなく開業した際、出前でラーメンの注文が入った際、通常の丼だとラーメンが冷えてしまうため、ホーロー鍋(のちに土鍋)を使ったのが始まりという。

谷口食堂は、店主が亡くなったのを機に閉店。
しかし、その店主の意思を継ごうと、市内には鍋焼きラーメンを提供する店舗が今も多くある。ラーメン専門店をはじめ、食堂や居酒屋、喫茶店、焼肉屋、道の駅「かわうその里 すさき」など、昼夜を問わず食べられる。人気店には行列もでき、遠方からわざわざ食べにやってくる人も少なくないとのことだ。


須崎市にある道の駅では、お土産用の鍋焼きラーメンも売られ、自宅でその味が再現できる。ぜひ本場の鍋焼きラーメンを味わいに、高知市のさらに先にある須崎市へ足を運んでみてはいかがだろうか。


■こうち旅ネット 高知県公式観光Webサイト
https://kochi-tabi.jp/
■道の駅「かわうその里 すさき」
https://michinoeki-susaki.com/

(Written by A. Shikama)



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