「とにかく売れたい中華料理屋」という、なんともストレートなタイトルのYouTubeを発信しているおおたきさん。今回はサクサクを超えた超絶ガリガリの唐揚げの作り方を公開していました。
”サクサク”の唐揚げがおいしいのはもちろんですが、それを超える”ガリガリ”とは?いったいどうやって?ということで、さっそく作ってみました!

【リュウジレシピ】粉を叩いた後に肉をアレにくぐらせると…洪水のような肉汁が♡「肉汁爆弾唐揚げ」に挑戦

「超絶ガリガリの唐揚げ」の材料と作り方

【材料】※1人分
鶏もも肉…1枚
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
卵…1個
おろししょうが…小さじ1
おろしにんにく…小さじ1
一味唐辛子…小さじ1(お好みで)
五香粉…小さじ1(苦手なら入れなくても可)

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


地瓜粉(下地用)…適量
地瓜粉(衣用)…100g
しょうゆ…大さじ1
水…大さじ2.5~3

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


鶏もも肉は1/4くらいに切っておきます。

【作り方】※調理時間:20分+漬け込み時間:1時間
1. ボウルに鶏肉、しょうゆ、酒、卵、にんにく、しょうが、一味唐辛子、五香粉を入れてよく揉みこみ1時間漬け込んでおきます。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


2. 鶏肉に下地用の地瓜粉をまんべんなくつけ、水分を粉が吸って表面がしっとりするまで皿に置いておきます。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


3. ボウルに衣用の地瓜粉を入れ、しょうゆを加えます。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


4. 水を少しずつ加えてポロポロ(カサカサでもベトベトでもダメ)になるまで指でつまむように揉みます。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!

※サケフレークの状態が目安です。

5. しっとりした鶏もも肉の表面にポロポロの衣をたっぷりとつけ、150~160℃の揚げ油(分量外)で4分、途中で返しながら揚げたら一度油から上げます。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


6. 180~190℃で1~2分、2度揚げします。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


7. 器に盛りつけて出来上がりです。

【中華のプロが秘密にする】日本人が知らない“白い粉”とは!?「超絶ガリガリに揚がる鶏唐」作ろう!


器に盛りつけている時点で箸から硬い感触が伝わってはいましたが、実際に食べてみると驚きのザクザク感。柔らかめの煎餅と言ってもいいくらいの歯ごたえがある衣ですが、中の肉は肉汁が見て分かるほどジューシーでおいしい唐揚げが出来上がりました。これまでに衣がサクサクの唐揚げはたくさん食べてきましたが、一等賞間違いなしの食感です。


YouTubeで「とにかく売れたい中華料理屋」というタイトルで発信しているおおたきさんは、実際に山形県酒田市で龍鳳というお父さんが経営している中華料理屋で料理人として働いている方です。YouTubeではちょっとおかしな話し方をしたり冗談を挟んだりとサービス精神旺盛ですが、実は「まいにちのおうち中華80」という分かりやすく中華料理を作る本も執筆しています。Amazonのレビューも4.7と高評価ですので、今度探してみようかと思います。

このレシピの要は、おおたきさんも言う通り地瓜粉です。スーパーなどでは一度も見たことがなく今回通販で購入してみて初めて知った粉ですが、袋にも「TAPIOCA STARCH」と記載がある通り、タピオカの原料であるキャッサバの根茎からできたでんぷん粉です。コシが強いのが特徴の粉ですが、水を加えながらポロポロに変わっていく工程は自分で作っているのにびっくりです。100gは作りやすい量ですが、鶏もも肉1枚では粉が余ります。2枚くらいが丁度使い切れる量だと思いますので、調整してみてください。

びっくりするほど驚きの食感が体験できますので、ぜひ作ってみてください!
編集部おすすめ