【一番美味しいトマトの食べ方】果肉に土佐酢風味の冷製だしが相まって極旨♡「まるっと水トマト」作ろう！

1年中出回っているトマトですが、やっぱり暑い季節のトマトは、甘さが濃い♪トマトレシピは豊富なので、様々な料理でトマトを楽しめますが、今回は、YouTubeの料理系チャンネル『夕方食堂』で見つけた「まるっと水トマト」に挑戦。「暑い時季に一番おいしいトマトの食べ方」だと、投稿者さんは太鼓判を。湯むきトマトを、酢入りの合わせだしに漬けて冷たく冷やす一品。これは映え感のあるトマトのお浸しになりそうです♪

【2つ星店の元料理長】シン・肉詰めの定番は…トマト♡2種の挽き肉詰めた仏料理「トマトファルシ」作ろう

YouTube『夕方食堂』は普段使いの材料で簡単に作れるレシピチャンネル

「夏に一番おいしい食べ方」だと紹介されていた、「まるっと水トマト」を見つけたのは、チャンネル登録者数31万人のYouTubeチャンネル『夕方食堂』。

投稿者の方は男性で、おいしくて簡単な家庭料理や、おもてなしやパーティーにも使える料理を投稿しているそうですよ。

今回作ってみる「まるっと水トマト」は、投稿者さん曰く「トマトの最高の食べ方はこれ！」だとか。皮を湯むきしたトマトを、丸ごとだしに漬けた冷たい一品。これは間違いなく、暑い日の食卓にうってつけです♪

たっぷりの漬け汁がポイント！「まるっと水トマト」を作ってみた！



【材料】(作りやすい分量)
トマト（Mサイズ）…5個
ミニトマト…適量　※今回は8個使用
玉ねぎ…1/4個
しょうが…10g
削り節…ふたつまみ

（漬け汁）
水…400ml
だしパック…1袋
昆布…3cm
薄口しょうゆ…大さじ3
酢…大さじ2
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
塩…小さじ1/2

1. トマトのへたをくり抜き、お尻に浅く十字の切り込みを入れます。



ミニトマトは、縦に少し切れ目を入れると、湯むきしやすくなりますよ。

2. 沸騰したお湯（分量外）でトマトとミニトマトを20秒ほど茹で、氷水に浸して皮を剥きます。



沸騰したお湯で、サッとトマトを茹でます。



茹でたトマトを氷水で急冷すると、皮がするっと剥けますよ。皮を剥いたトマトは、漬け汁が出来るまで氷水に浸しておきましょう。

3. 玉ねぎを粗みじん切りに、しょうがを千切りにします。



玉ねぎもしょうがもだしに加えて加熱し、具としていただきますよ。

4. 鍋に水、だしパック、昆布、薄口しょうゆ、酢、みりん、砂糖、塩を入れて、中火で加熱します。ふつふつとしてきたら、玉ねぎとしょうがも加えます。



昆布を入れているので、沸騰させずに加熱するのがポイントです。中火で5分くらい加熱するとふつふつとしたので、玉ねぎとしょうがを加え、2分ほど煮てから火を止めました。

5. 保存容器に削り節を敷き、2のトマトを入れたら、温かい漬け汁を注ぎます。



だしパックは、この段階で取り除いてくださいね。昆布は引き上げるのか入れたままなのか不明でしたが、今回は取り出しました。

6. キッチンペーパーで落しブタをしてラップをかけ、粗熱が取れたら、冷蔵庫で2時間以上冷やします。



キッチンペーパーで落しブタをすると、漬け汁に浸っていない上部のトマトにも、漬け汁が行き渡りますよ。常温で30分ほど置いて、粗熱を取りました。



後は冷蔵庫に入れて、トマトと漬け汁が冷えるのを待つだけです。今回は、冷蔵庫で1日漬けました。

漬け汁を含んで超ジューシー♪土佐酢風味の漬け汁はまるで冷製スープ！



YouTubeの料理系チャンネル『夕方食堂』で作っていた、「まるっと水トマト」が完成しました。動画では、お好みで青じそやみょうがの千切りを乗せても、と紹介していたので、今回は青じその千切り（分量外）をトッピングしました。

トマトもミニトマトも漬け汁を含んで、ツヤッと光っていますね♪

まずはミニトマトを食べてみると、漬け汁のさっぱりとした味わいが広がります！酢の酸味と和風だしのおいしさと、しっかりとしたかつお節の風味が、ミニトマトからプシュと出てきて、とってもジューシー♪



次は大きいトマトを食べてみます。半分に切ってみると、トマトの色が濃いので、だしが浸透しているのかはわかりません。

ひと口食べると、かつおと昆布の旨味で、生のトマトよりもまろやかになっているように思います。ただ、ミニトマトに比べると漬け汁の味は染み込んでいない印象。トマトが大きい分、漬け時間がもう少し必要なのでしょう。

たっぷりの漬け汁も飲んでみると、土佐酢を思わせるおいしさ♪細かい玉ねぎやしょうががシャキシャキとしていて、食感のアクセントに。削り節をふたつまみ入れたことで、漬けている間に、漬け汁にはかつおの旨味がしっかりとついたよう。漬け汁だけでも、冷製スープとして飲めるくらいのおいしさでした。

さっぱりとした土佐酢風味の漬け汁でトマトがおしゃれな和の一品に



YouTubeの料理系チャンネル『夕方食堂』で見つけた「まるっと水トマト」は、かつおと昆布の旨味が利いた漬け汁がポイントでした。

筆者は普段、だしと酢を合わせる味付けをしていません。このふたつを組み合わせるだけで、いつもとは違う味わいになり、料理の幅が広がるなと感じました。

だしベースの漬け汁でしたが、だしパックを使ったので、とても手軽に作れましたよ。また、トマトを湯むきして丸ごと使うだけで、普段の料理がランクアップするような仕上がりに。

冷たく冷やしたトマトも漬け汁も、どちらもさっぱりとしていて、スッーと喉を通って行きます。これは、暑い日にぴったりの一品！ぜひお試しくださいね。