子供から大人まで、みんなが大好きなハンバーグ。歴史ある食べ物だけにそのレシピのバリエーションは相当な数になりますが、大好きな三國シェフがYouTubeで紹介していたのは100年前から伝わるという「ハンブルグ風ビーフステーキ」でした。
【シェフ三國の基本のき】『ハンバーグの焼き方講座』学んでみた!肉汁をしっかり閉じ込める超ワザ披露
三國シェフの「ハンブルグ風ビーフステーキ(Beefsteak à la Hambourgeoise)」の材料と作り方
【材料】※2人分
牛ひき肉…300g
玉ねぎ…1個
卵…1個
塩…適量
黒こしょう…適量
ナツメグ…適量
小麦粉…適量
バター(無塩)…15g+15g
玉ねぎはみじん切りにしておきます。
【作り方】※調理時間:30分
1. フライパンにバター15gを入れて強火にかけ、バターが溶けたら玉ねぎを入れます。
2. 軽く塩を振ったら中火にしてじっくり4分くらい炒め、強めにしてさらに1分炒めたらバットに移して粗熱を取っておきます。
※フライパンはそのまま使いますので、洗わずに置いておきましょう。
3. ボウルにひき肉、卵、塩、黒こしょう、ナツメグを入れ、フォークを使って混ぜます。
4. 粗熱が取れた玉ねぎを半分入れて同様にフォークで混ぜ、タネを半分ずつにして2個成型します。
※小さいのを4個作ってもOKです。
5. フライパンにバター15gを入れて強火にかけ、バターが色づいたら、4の肉だねに小麦粉をつけて焼きます。
6. 焼き目が軽くついたら裏返し、側面も同様に焼きます。
7. 弱火にして時々裏返しながら、じっくり20分くらい焼きます。
※タネを4個にした場合は、10分くらいが目安です。
8. ハンバーグを器に盛りつけ、フライパンに残りの玉ねぎを入れて旨味を混ぜるように焼きます。
9. 器に盛りつけて出来上がりです。
ソース類が一切ないハンバーグなので少し寂しく見えますが、食べてみるとしっかりと「肉」を感じました。材料は普通のハンバーグとなんら違いはないのですが、じっくりと火を入れることで旨味がすべて内側に閉じ込められ肉を食べていることがしっかりと認識できるハンバーグです。
付け合わせも玉ねぎだけというシンプルさですが、余計なものをすべてそぎ落とした結果、残ったのがこの形だということに納得。またハンバーグの上に玉ねぎを少しのせて食べると、とても贅沢な旨味が感じられて幸せになります。
今回のレシピは100年前から伝わるフランスのハンバーグとのことですが、ハンブルグ風という名前がついている通りそのルーツはドイツ第二の都市、ハンブルクに由来します。そもそもはタタール人が馬肉をミンチにして生食していたタルタルがヨーロッパに伝わり、ハンブルク地方でひき肉にパン粉を入れて焼くようになったというのが通説です。そこからフランスどころか世界中に広まったのですから、食の伝搬はおもしろいと思います。ちなみに、ハンブルクの英語読みがハンバーグです。
ハンバーガーのパティではよく「牛100%」と言いますが、ハンバーグとなると特に日本では豚肉を加えた合い挽き肉が一番ポピュラーな気がします。牛と豚のいいとこどりなのでわたしも合い挽き肉を使いますが、店によっては脂の割合が多い場合がありますので、なるべく赤く見えるものを選ぶようにはしています。焼いたときに脂ばっかり出てくるのは避けたいですからね。
とっても肉々しいおいしいハンバーグですので、ぜひ作ってみてください!
さてさて、自分が知っているハンバーグとはいったい何が違うのでしょうか?ということで、さっそく作ってみましょう!
【シェフ三國の基本のき】『ハンバーグの焼き方講座』学んでみた!肉汁をしっかり閉じ込める超ワザ披露
三國シェフの「ハンブルグ風ビーフステーキ(Beefsteak à la Hambourgeoise)」の材料と作り方
【材料】※2人分
牛ひき肉…300g
玉ねぎ…1個
卵…1個
塩…適量
黒こしょう…適量
ナツメグ…適量
小麦粉…適量
バター(無塩)…15g+15g

玉ねぎはみじん切りにしておきます。
【作り方】※調理時間:30分
1. フライパンにバター15gを入れて強火にかけ、バターが溶けたら玉ねぎを入れます。

2. 軽く塩を振ったら中火にしてじっくり4分くらい炒め、強めにしてさらに1分炒めたらバットに移して粗熱を取っておきます。

※フライパンはそのまま使いますので、洗わずに置いておきましょう。
3. ボウルにひき肉、卵、塩、黒こしょう、ナツメグを入れ、フォークを使って混ぜます。

4. 粗熱が取れた玉ねぎを半分入れて同様にフォークで混ぜ、タネを半分ずつにして2個成型します。

※小さいのを4個作ってもOKです。
5. フライパンにバター15gを入れて強火にかけ、バターが色づいたら、4の肉だねに小麦粉をつけて焼きます。

6. 焼き目が軽くついたら裏返し、側面も同様に焼きます。

7. 弱火にして時々裏返しながら、じっくり20分くらい焼きます。

※タネを4個にした場合は、10分くらいが目安です。
8. ハンバーグを器に盛りつけ、フライパンに残りの玉ねぎを入れて旨味を混ぜるように焼きます。

9. 器に盛りつけて出来上がりです。

ソース類が一切ないハンバーグなので少し寂しく見えますが、食べてみるとしっかりと「肉」を感じました。材料は普通のハンバーグとなんら違いはないのですが、じっくりと火を入れることで旨味がすべて内側に閉じ込められ肉を食べていることがしっかりと認識できるハンバーグです。
付け合わせも玉ねぎだけというシンプルさですが、余計なものをすべてそぎ落とした結果、残ったのがこの形だということに納得。またハンバーグの上に玉ねぎを少しのせて食べると、とても贅沢な旨味が感じられて幸せになります。
今回のレシピは100年前から伝わるフランスのハンバーグとのことですが、ハンブルグ風という名前がついている通りそのルーツはドイツ第二の都市、ハンブルクに由来します。そもそもはタタール人が馬肉をミンチにして生食していたタルタルがヨーロッパに伝わり、ハンブルク地方でひき肉にパン粉を入れて焼くようになったというのが通説です。そこからフランスどころか世界中に広まったのですから、食の伝搬はおもしろいと思います。ちなみに、ハンブルクの英語読みがハンバーグです。
ハンバーガーのパティではよく「牛100%」と言いますが、ハンバーグとなると特に日本では豚肉を加えた合い挽き肉が一番ポピュラーな気がします。牛と豚のいいとこどりなのでわたしも合い挽き肉を使いますが、店によっては脂の割合が多い場合がありますので、なるべく赤く見えるものを選ぶようにはしています。焼いたときに脂ばっかり出てくるのは避けたいですからね。
とっても肉々しいおいしいハンバーグですので、ぜひ作ってみてください!
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