ほうれん草を使った副菜といえば、おひたしや、ごま和えが定番。ところが今回、埼玉県の農家に教わったレシピは、なんと「煮りんご」を加えた一風変わった和え物です!しかも、バター+めんつゆを入れることで、甘じょっぱくコク旨に仕上がるんだとか。
甘みが増した旬のほうれん草とりんごを使って、いつもの和え物をフルーティーに格上げしてみたいと思います♪

【風邪治りそなスープ】なんと長ねぎ3本入れる「ポタージュ」作ってみた!ガツンと温まる♪【農家直伝】

ゆで卵で彩りとボリュームup♪「ほうれん草のりんごあえ」材料と作り方はこちら

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


材料(4人分)
ほうれん草…1束
りんご…1/2個
砂糖…10g
油揚げ…1枚
ゆで卵…2個
バター…10g
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2※
塩…少々

※めんつゆは希釈倍数により味が違うので、調整しながらお好みで加えてください。
目安例:3倍希釈の場合…大さじ2、5~6倍希釈の場合…大さじ1

作り方
1.りんごは縦に4等分し、芯を取り皮付きのまま薄いいちょう切りにする。りんごに砂糖をまぶし、鍋に入れしんなりするまで火を通す。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


りんごの赤い色と食感をある程度残したいので、あまり煮すぎないようにしました。

2.ほうれん草は茹で、冷水にとって固く絞り4cm長さに切る。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


3.油揚げは長く半分に切り、5mm幅に切る。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


4.フライパンを温めバターを溶かし、ほうれん草、油揚げを入れて混ぜ、バターが全体に回ったらめんつゆで味を調えて火を止める。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


油揚げを入れていきます!

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


続けてめんつゆを入れます。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


5.りんごを加えて全体に和え、小鉢に分ける。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


6.ゆで卵を薄く切り、小鉢に飾って塩をふる。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


完成しました!ゆで卵の黄色、りんごの赤、ほうれん草の緑と、彩りがいいですね~。

奥深い味わい♡上品で粋な一品

では、さっそくいただきます。

パクッ、モグモグ…

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


これは、上品なお味~!甘酸っぱさと甘じょっぱさが合わさり、バターも入っているので、薄味なのにコクもあり風味豊か♡りんごの酸味と甘みにバターがよく合っていますね。

ほうれん草と油揚げという鉄板の組み合わせに、りんごのフルーティさが加わることでグッとレベルアップしています♪ 

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


それにしても、奥深い味わい♡ソテーに、サラダ、煮浸し…とすべてを一皿にしたかのような一品。理解するまでしばし時間がかかりました(笑)。

ちなみに、ゆで卵を抜いて夫に出したところ、「お店のお通しみたいだね!」とのこと。

【まるで料亭のお通し】ほうれん草に「煮りんご」を和えてみた!バターでコク旨フルーティー【農家直伝】


少量をちょこんとお洒落な器に盛り付ければ、居酒屋や料亭のメニューのように。
ゆで卵で飾り付けるのは、彩りとボリュームを出したいときだけでも良さそうです。

ほうれん草の和え物というと、和風でさっぱりしたものが多いイメージですが…
今回は、バターとめんつゆで風味づけしたほうれん草と油揚げに、砂糖で煮たりんごを合わせてコクを出しています。
その分手間はかかりますが、食卓に出したときに話題になるし、おもてなし料理にぴったりかも。

旬の甘みたっぷりなほうれん草で「ほうれん草のりんごあえ」、ぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、埼玉県JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/hourensou/1128.html
編集部おすすめ