こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。秋になり、れんこんがおいしい季節になりましたね。
煮物やきんぴらにするのが定番ですが、わたしは「れんこん餃子」をオススメします!れんこんを薄切りにして、餃子用の肉ダネを挟んで焼けば完成!皮で包む作業がなくて簡単なうえに、れんこんの歯ごたえと肉ダネのジューシーさの対比が口福な一品♡ぜひ、秋のうちに試してみて♪

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猛暑だった夏が終わったと思ったら、急に肌寒くなってきましたね。

栗やきのこ、さつまいもなどがおいしくなってくる季節です。
まさに食欲の秋!旬の食材が増えて、逆に何を買って食べたら良いかわからなくなる方もいるのではないでしょうか(笑)。
そんな中で、今回わたしがおすすめする食材は「れんこん」です。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


れんこんは、秋から冬にかけて旬を迎える野菜です。これからの季節、ねっとりとして甘みを感じられるので、とてもおいしいんですよね。

そんなれんこんの定番の料理といえば、煮物やきんぴら。でも、今回、わたしはさらにオススメなレシピをご紹介します。
なんと、れんこんを薄切りにして肉ダネを挟み、「餃子」に仕上げるという一品。
シャクシャクした食感で、うちの子が「これ、餃子より好き!」と言ったレシピなんですよ♪

肉ダネにしっかり味付けがコツ!「れんこん餃子」

こちらの調理時間は、30分ほどが目安です。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


材料(3人分)
玉ねぎ…1/2個
豚ひき肉…200g
ニラ…1/2束
れんこん…100g
マヨネーズ…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
みそ…小さじ1
塩・こしょう…各適量
しょうが(すりおろし)…小さじ1
にんにく(すりおろし)…1かけ分
小麦粉…適量
ゴマ油…大さじ1

作り方
1. 玉ねぎをみじん切りにする。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


2. 1を600Wのレンジで1分加熱する。


【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


3. ニラをみじん切りにする。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


4. れんこんを薄くスライスし、水にさらす。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


皮はしっかり洗えば剥かなくてもOKですよ!
なるべく薄く切る方が良いですが、硬いので慎重にスライスしてください。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


5. 豚ひき肉をボウルに入れ、塩とこしょう、しょうゆ、マヨネーズ、みそを加え、粘り気が出るまでこねる。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


6. 2と3の野菜と、すりおろしたしょうがとにんにく、5を混ぜ合わせる。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


7. れんこんの水気を切り、小麦粉をまぶす。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


小麦粉は茶こしなどでふるいかけましょう。

8. れんこんの小麦粉をかけた面に、1cm厚さを目安に肉ダネをのせ、さらにれんこんスライスで挟む。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


9. フライパンにゴマ油を引いて熱し、8を中火で2分焼く。片面にこんがり焼き目がついたら、引っくり返してフタをし、中弱火で5分焼く。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


10. フタを取ってさらに引っくり返し、中強火で1分ほど焼いて水分を飛ばす。

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


あとはお皿に盛りつければ、れんこん餃子の完成です!
彩りに青じそ(分量外)を添えて、白いりゴマをふってみました。

ご飯もよそって、いただきましょう!

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


一口食べてみると、まずれんこんのシャクっとした食感が楽しい!
そして、分厚い肉ダネからは、ジューシーな肉汁がたっぷり出てきて食べ応えバツグン♪

肉ダネにしっかり下味をつけているので、なにも付けなくてもご飯がどんどん進みます。味変にポン酢じょうゆやからしをつけてもおいしいですよ!

れんこんを薄くスライスして、小麦粉をまぶす手間はありますが、餃子を包むのが苦手、という人にとってはこっちの方が簡単に感じると思います。1つに肉ダネをたっぷり乗せられますし。

ちなみに、うちの娘は「普通の餃子よりおいしい!」といってたくさん食べていました。
お子さんのいるご家庭でもおすすめの一品だと思います。

新鮮でおいしいれんこんの選び方

せっかくれんこんでおいしい料理を作るなら、鮮度がいいものを選びたいですよね。
というわけで、新鮮なれんこんの選び方をご紹介します。

以下の3つのポイントをチェックしてくださいね。

①ずっしり重い

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


まず、ずっしりと重いものを選びましょう。

新鮮で瑞々しいれんこんは、しっかりと水分を含んでいるので重いんです。逆に、収穫後時間が経ったれんこんは、水分が飛んで軽くなっていきます。

軽いものは避けて、ずっしり重量感があるものを選びましょう。


②切り口がクリーム色

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


次に、切り口をチェックしましょう。
わたしが仕事でれんこんの鮮度をチェックするときは、切り口の色に注意します。

切り立ては綺麗なクリーム色をしていますが、時間が経つと徐々に赤みがかった色に変わっていくんです。

赤い色素は、れんこんに含まれる鉄分が酸化したものなので、食べられないことはないのですが、カットされてからどのくらい時間が経過しているかの目安になります。
鮮度にこだわる方は切り口が「クリーム色」もしくは「白色」のれんこんを選びましょう。

③穴の中が黒ずんでいない

【天才の発想】「旬のれんこんを『餃子の皮』にしてみた!」シャクシャクからの肉汁ジュワ~【青髪のテツ】


最後に、れんこんの「穴」の中の色を確認してください。穴の中まで、クリーム色のものを選ぶとよいです。

時々、穴の中が黒ずんでいるれんこんが陳列されていますが、これは収穫から時間が経ってアクが回っている証拠なので選ばないようにしましょう。

以上、今回は「れんこん餃子」レシピと「新鮮なれんこんの選び方」をご紹介しました。

ぜひ参考にして、これから旬を迎えるれんこんをたっぷり食べていただけるとうれしいです!
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