京都を代表する銘菓のひとつが「生八つ橋」。食べたことがあるという方、多いと思います。
お豆腐で【太宰府名物・梅ヶ枝餅】風の和菓子が作れるって…天才か!?「サクサクもちもち焼き餅」作ろう♪
今回使うS&Bのスパイス「シナモン(パウダー)」がこちら!
S&B「シナモン(パウダー)」203円(税込)
今回作る「生八つ橋」に欠かせないのが、パウダー状のシナモン。ただ、ここでひとつ疑問が…。市販の「生八つ橋」には「ニッキ味」と表記されていることが多いですよね。香りは似ていますが、シナモンとニッキって、同じスパイスなのかしら?
調べてみると、シナモンとニッキは、同じクスノキ科の常緑樹”肉桂(ニッケイ)”という木から取れるスパイスだそうです。
ただし、シナモンは、スリランカのセイロンで栽培されている”肉桂”や、中国やタイなどで栽培されている近縁種の”カシア”の樹皮から作られます。そして、樹皮を肉厚に削ぎ取って巻き、乾燥させるスティック状のものと、乾燥させて粉末にしたパウダー状のものが売られているそう。
一方、ニッキは国産の”肉桂”の根っこの部分から作られます。シナモンと同じような甘い香りはするものの、強い辛味があるのが特徴なんですって。ちなみに、日本でまだシナモンの流通量が少なかった頃は、ニッキが代用されていたこともあったとか。
なるほど、二つのスパイスには、微妙な違いがあるんですね。「生八つ橋」は”ニッキ味”が多い印象ですが、今回はより手に入りやすい、シナモンを使って作るということのよう。
確かに、パウダー状のシナモンは、アップルパイやクッキーなどのスイーツ作りはもちろん、中華風の煮物の味付けに使われることも。一般家庭でもおなじみのスパイスのひとつかなと思います。
ということで、今回は生地にパウダー状シナモンときな粉をたっぷりとまぶして、風味のよい「生八つ橋」を作ります。シナモンがおいしさの決め手になるので、必ずご用意くださいね。
レンチンでOK♪「生八つ橋」を作ってみた!
【材料】(10個分)
白玉粉…50g
上新粉…50g
砂糖…60g
水…150ml
粒あん(市販)…100g
きな粉…大さじ3
S&Bシナモン(パウダー)…小さじ2
1. 粒あんを10等分に分けて小さく丸めます。
粒あんを手に取るとベタベタくっつくので、ラップで巾着包みにすると、成形しやすいですよ。
2. きな粉とシナモンを混ぜ合わせます。
きな粉とシナモンを混ぜて、打ち粉を作ります。混ぜ合わせると、八つ橋の香りが広がりました♪仕上げ用に、少し取り分けておいてくださいね。
3. 耐熱容器に白玉粉を入れ、半量の水を少しずつ加えて、固まりを溶かすように混ぜます。
水を少しずつ加え、耳たぶくらいのやわらかさになるよう、混ぜます。ある程度混ざったら、手で捏ねてまとめました。
4. 砂糖と上新粉を入れ、残りの水も加えて混ぜます。
上新粉と砂糖を入れたら、少量ずつ水を加えて白玉粉の生地に混ぜ込みました。
水を全量入れると生地が緩くなりそうだったので、今回は水を90mlだけ加えました。
5. ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、全体を混ぜます。
電子レンジで生地を加熱します。
加熱後の生地は熱いので、シリコンベラで混ぜました。生地に火が入ると、少し硬くなりました。
6. もう一度ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、全体に透明感が出るまでよく混ぜます。
もう一度ラップをかけ、電子レンジで加熱します。
2回、電子レンジで加熱した生地はさらに硬くなり、練るのにかなり力がいりました。
レシピに透明感が出るまで混ぜると書かれていますが、10回ほど混ぜただけで手が重たくなったので、混ぜ終えました。なんだか、ういろうを思わせる生地感。
7. 台に2を広げて生地を乗せ、粉をまぶしながら、麺棒で2~3mm厚さになるよう伸ばします。
きな粉とシナモンを混ぜた粉を台に広げ、生地が熱いうちに麺棒で伸ばします。生地の弾力が強くて、四角く成形するのが難しい!
8. 生地が冷めたら8cmくらいの正方形に切り、1をひとつずつ乗せて対角線に折り、三角形に成形します。仕上げ用の粉を茶漉しで振りかけます。
今回は生地の端まで四角く成形出来なかったので、切り分けると真ん中の4枚は正方形に、端の4枚は扇形になってしまいました。
あん玉を10個丸めましたが、生地を薄く伸ばせなかったので8個だけを使って成形することに。仕上げ用の粉を振りかけたら完成です♪
市販品にそっくりのおいしさ♪シナモンの風味が広がってお茶菓子に最適
S&Bの公式レシピ「生八つ橋」が完成!正方形に切り分けた生地で成形した「生八つ橋」は、市販品と言っても過言ではないくらいの、完成度の高さです♪
ほんのりとシナモンの香りが広がり、和菓子らしい佇まい。
扇形に切れてしまった端の生地で包んだ「生八つ橋」は、市販品とは形が違い、手作り感が出ています。半分に切ってみると、あんこがぎっしり。
食べてみると、シナモンのいい香りが鼻から抜け、市販品と同じ味わい♪今回は生地の厚さが5mmくらいになったので、市販品よりもボリューム感がありますが、もっちりした生地の弾力や味わいは、市販品レベル。
京都銘菓が、自宅でこんなに簡単に作れるのか!と目からウロコでした。
身近な材料とレンチンで京都銘菓の「生八つ橋」をおいしく手作り出来る!
S&Bの公式サイトで見つけた「生八つ橋」は、京都を代表する銘菓の「生八つ橋」を、気軽に再現出来るレシピでした。
「生八つ橋」はお店で購入するイメージが強く、手作りしてみようと思ったことがなかったので、身近な材料で手作り出来るのに驚きました。
香りのよいシナモンときな粉を混ぜることで、市販品そっくりな、ニッキ味の「生八つ橋」を再現出来ますよ!市販品の粒あんを使えば、生地作りだけで済むので、とても手軽に作れます。自慢出来る手作り和菓子になりそうなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
<参考文献>
WEB
『S&B公式サイト~身近なスパイス、シナモンを使いこなそう!』
https://www.community.sbfoods.co.jp/announcements/np3uruhyp7uhm5wz
そんな「生八つ橋」(粒あん入り)のレシピをS&Bの公式サイトで発見しました。白玉粉、上新粉、砂糖、水で生地を作ってレンジでチン!きな粉とシナモンをまぶして伸ばし、市販の粒あんを包めば完成ですって。「生八つ橋」はお店で購入するものと思っていたので、自宅で再現出来るのね♪とにんまり。初の「生八つ橋」作りに挑戦です!
お豆腐で【太宰府名物・梅ヶ枝餅】風の和菓子が作れるって…天才か!?「サクサクもちもち焼き餅」作ろう♪
今回使うS&Bのスパイス「シナモン(パウダー)」がこちら!

S&B「シナモン(パウダー)」203円(税込)
今回作る「生八つ橋」に欠かせないのが、パウダー状のシナモン。ただ、ここでひとつ疑問が…。市販の「生八つ橋」には「ニッキ味」と表記されていることが多いですよね。香りは似ていますが、シナモンとニッキって、同じスパイスなのかしら?
調べてみると、シナモンとニッキは、同じクスノキ科の常緑樹”肉桂(ニッケイ)”という木から取れるスパイスだそうです。
ただし、シナモンは、スリランカのセイロンで栽培されている”肉桂”や、中国やタイなどで栽培されている近縁種の”カシア”の樹皮から作られます。そして、樹皮を肉厚に削ぎ取って巻き、乾燥させるスティック状のものと、乾燥させて粉末にしたパウダー状のものが売られているそう。
一方、ニッキは国産の”肉桂”の根っこの部分から作られます。シナモンと同じような甘い香りはするものの、強い辛味があるのが特徴なんですって。ちなみに、日本でまだシナモンの流通量が少なかった頃は、ニッキが代用されていたこともあったとか。
なるほど、二つのスパイスには、微妙な違いがあるんですね。「生八つ橋」は”ニッキ味”が多い印象ですが、今回はより手に入りやすい、シナモンを使って作るということのよう。
確かに、パウダー状のシナモンは、アップルパイやクッキーなどのスイーツ作りはもちろん、中華風の煮物の味付けに使われることも。一般家庭でもおなじみのスパイスのひとつかなと思います。
ということで、今回は生地にパウダー状シナモンときな粉をたっぷりとまぶして、風味のよい「生八つ橋」を作ります。シナモンがおいしさの決め手になるので、必ずご用意くださいね。
レンチンでOK♪「生八つ橋」を作ってみた!

【材料】(10個分)
白玉粉…50g
上新粉…50g
砂糖…60g
水…150ml
粒あん(市販)…100g
きな粉…大さじ3
S&Bシナモン(パウダー)…小さじ2
1. 粒あんを10等分に分けて小さく丸めます。

粒あんを手に取るとベタベタくっつくので、ラップで巾着包みにすると、成形しやすいですよ。
2. きな粉とシナモンを混ぜ合わせます。

きな粉とシナモンを混ぜて、打ち粉を作ります。混ぜ合わせると、八つ橋の香りが広がりました♪仕上げ用に、少し取り分けておいてくださいね。
3. 耐熱容器に白玉粉を入れ、半量の水を少しずつ加えて、固まりを溶かすように混ぜます。

水を少しずつ加え、耳たぶくらいのやわらかさになるよう、混ぜます。ある程度混ざったら、手で捏ねてまとめました。
4. 砂糖と上新粉を入れ、残りの水も加えて混ぜます。

上新粉と砂糖を入れたら、少量ずつ水を加えて白玉粉の生地に混ぜ込みました。

水を全量入れると生地が緩くなりそうだったので、今回は水を90mlだけ加えました。
5. ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、全体を混ぜます。

電子レンジで生地を加熱します。

加熱後の生地は熱いので、シリコンベラで混ぜました。生地に火が入ると、少し硬くなりました。
6. もう一度ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、全体に透明感が出るまでよく混ぜます。

もう一度ラップをかけ、電子レンジで加熱します。

2回、電子レンジで加熱した生地はさらに硬くなり、練るのにかなり力がいりました。
水が少なかったのかしら?
レシピに透明感が出るまで混ぜると書かれていますが、10回ほど混ぜただけで手が重たくなったので、混ぜ終えました。なんだか、ういろうを思わせる生地感。
7. 台に2を広げて生地を乗せ、粉をまぶしながら、麺棒で2~3mm厚さになるよう伸ばします。

きな粉とシナモンを混ぜた粉を台に広げ、生地が熱いうちに麺棒で伸ばします。生地の弾力が強くて、四角く成形するのが難しい!
8. 生地が冷めたら8cmくらいの正方形に切り、1をひとつずつ乗せて対角線に折り、三角形に成形します。仕上げ用の粉を茶漉しで振りかけます。

今回は生地の端まで四角く成形出来なかったので、切り分けると真ん中の4枚は正方形に、端の4枚は扇形になってしまいました。
あん玉を10個丸めましたが、生地を薄く伸ばせなかったので8個だけを使って成形することに。仕上げ用の粉を振りかけたら完成です♪
市販品にそっくりのおいしさ♪シナモンの風味が広がってお茶菓子に最適

S&Bの公式レシピ「生八つ橋」が完成!正方形に切り分けた生地で成形した「生八つ橋」は、市販品と言っても過言ではないくらいの、完成度の高さです♪
ほんのりとシナモンの香りが広がり、和菓子らしい佇まい。

扇形に切れてしまった端の生地で包んだ「生八つ橋」は、市販品とは形が違い、手作り感が出ています。半分に切ってみると、あんこがぎっしり。
食べてみると、シナモンのいい香りが鼻から抜け、市販品と同じ味わい♪今回は生地の厚さが5mmくらいになったので、市販品よりもボリューム感がありますが、もっちりした生地の弾力や味わいは、市販品レベル。
京都銘菓が、自宅でこんなに簡単に作れるのか!と目からウロコでした。
身近な材料とレンチンで京都銘菓の「生八つ橋」をおいしく手作り出来る!

S&Bの公式サイトで見つけた「生八つ橋」は、京都を代表する銘菓の「生八つ橋」を、気軽に再現出来るレシピでした。
「生八つ橋」はお店で購入するイメージが強く、手作りしてみようと思ったことがなかったので、身近な材料で手作り出来るのに驚きました。
香りのよいシナモンときな粉を混ぜることで、市販品そっくりな、ニッキ味の「生八つ橋」を再現出来ますよ!市販品の粒あんを使えば、生地作りだけで済むので、とても手軽に作れます。自慢出来る手作り和菓子になりそうなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
<参考文献>
WEB
『S&B公式サイト~身近なスパイス、シナモンを使いこなそう!』
https://www.community.sbfoods.co.jp/announcements/np3uruhyp7uhm5wz
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