昼夜の寒暖差がある方が「なす」はおいしく育つってご存じでしたか?そんな豆知識を交えつつ、なすのおいしい調理方法を教えてくれるYouTubeチャンネルを発見しましたよ♪チャンネル名は『飲食店独立学校/こうせい校長』。その中で紹介していた「鶏むね肉となすの揚げ浸し」が最高においしそうなんです♡飲食店を開業できるぐらいのノウハウを教えているというこのチャンネル。
わたしにも作れるのでしょうか⁉さっそく挑戦してみたいと思います!

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『飲食店独立学校/こうせい校長』直伝の「鶏むね肉となすの揚げ浸し」を作ってみた!

チャンネルを運営している「こうせい校長」は、14年間飲食店を経営しながら、企業コンサルティングや料理の技術指導などを行っているそうです。「プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ」というレシピ本を出版していて、YouTubeチャンネルのコンセプトは「飲食店を開業できるようになるぐらいのノウハウを動画でレクチャーする」というもの。本格的な料理のレシピやまかないレシピなど、ジャンルを問わず紹介しています。

そんなプロが教えてくれる「鶏むね肉となすの揚げ浸し」。とろとろのなすと、味が染みたぷるぷるの鶏肉がたまらなくおいしいと評判。さっそく作ってみたいと思います♪

「鶏むね肉となすの揚げ浸し」の作り方

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


【材料】
鶏むね肉…1枚(約350g)
なす…3本
片栗粉…適量
大根おろし…お好みで
おろししょうが…お好みで
青ねぎ…お好みで
油…大さじ2

[漬け汁]
水…200ml
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ5
みりん…大さじ1

[ブライニング液]
水…500ml
砂糖…小さじ1
塩…小さじ1

【作り方】
1. 鶏肉の血合いや骨、皮などを取り除き、ペーパーで水気をしっかり切ったあと一口サイズにカットします。

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


2. ボウルに[ブライニング液の材料]の水、砂糖、塩を入れ混ぜ合わせ、鶏肉を入れたらラップをして30分ほど漬け込みます。

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3. 次に漬け汁を作ります。鍋に[漬け汁の材料]の水、みりん、めんつゆを入れ、沸騰させます。沸騰したら火を止めます。

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


4. なすのへたを取り、半分にカットします。火の通りをよくするためになすの皮目に切れ込みを入れておきます。
こうすることで見た目と歯切れもよくなるそうですよ!切れ込みを入れたら食べやすい大きさに切っておきます。

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


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5. 2の肉をペーパーでしっかりと水気を切り、片栗粉をまぶします。あとでとろみがつきやすいように、粉ははたかずにしっかりとつけておきましょう。

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


6. フライパンに油を引き中火で熱し、鶏肉を焼きます。9割ほど火が通ったらバットに上げて、余熱で火を通します。

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7. フライパンに残った片栗粉を取り除いたら、なすを皮目から焼きます。油が足りないときは少しずつ足しながら焼いていきます。なすが油を吸い終わり、両面こんがり焼けたらバットに上げます。

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


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8. 余分な油が切れたら6の鶏肉と7のなすを深めの容器に入れ、もう一度沸騰させた3の漬け汁を上からかけます。

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時間が経つと、自然にとろみがついてきます!

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9. 粗熱がとれるととろみがついてくるので、そうしたら完成です!お好みで大根おろしや青ねぎ、おろししょうがを盛り付けて完成です♪

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦


とろとろでジューシーな「揚げ浸し」の完成♪

わたしは今回のレシピで「ブライニング」という言葉をはじめて知りました。こうせい校長曰くブライニングとは「肉を塩水や塩を含んだ液体に漬け込む方法で、肉の保水性を高めて柔らかくジューシーに仕上げる技法のこと。塩分が肉のたんぱく質を分解し細胞内に水分を取り込みやすくする」とのこと。
ブライニングすることで、お肉を焼いたり、揚げたりするときに水分が逃げにくくなるそうです。そのおかげで、鶏むね肉が驚くほどしっとりジューシーに仕上がりましたよ♪片栗粉の衣に味がしっかり染みていて、噛むと漬け汁の旨味と肉汁の旨味の両方が一気に押し寄せてくるんです!これはクセになるおいしさです♡

なすは切れ目を入れているおかげで歯切れがよく、味が染み染みでとろっとろ。ご飯のお供にも最高です♪使用するめんつゆは濃縮2倍タイプであれば大さじ1をプラスして、濃縮4倍タイプであれば大さじ1減らして使用するといいそうですよ。

熱々でも冷やしてもどちらでもおいしくいただけました!
ぜひみなさんも、プロの技と味をお試しください♡

【板前の裏ワザ】え、ブライニング液!?コレでお肉が超絶しっとりするって♡茄子と鶏肉の「揚げ浸し」に挑戦
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